概要
JR貨物がDE10形やDE11形の老朽置換をすべく平成29年に製造し、配属予定のディーゼル機関車。現在試作機となる901号機が製造され、配属に向けて試運転を行っている。
先に配属された入換業務専用のHD300形と異なり、本形式は汎用業務の後継機として製造され、配属される予定となっている。
駆動方式はDF200形同様に電気式を採用している。保守にてこずる連接構造の三軸台車を廃しており、ローカル線での運用と粘着力確保を両立するため車両重量はDE10形より1割ほど軽い約59t、軸重はDE10形やDE11形より若干大きい約14.7tとなっており、出力規模はDE10形とおおよそ同規模(主機関:約1200馬力、動輪周出力:約600kW)になるよう造られている。
大まかな見た目など
DE10形やHD300形とおなじくセミセンターキャブスタイルであり、運転台配置も進行方向に対して横を向いており、主幹制御器も左マスコン右ブレーキ(本線用機関車では右マスコン左ブレーキ)の配置も踏襲している。
車両端部はHD300形同様誘導員用デッキの手すりに前照灯・尾灯・連結用照明があり、1端側(ボンネットの長いほう)に主機関と主発電機、主機関用放熱機器が格納されており、2端側に主変換機、補助電源装置が格納されている。
台車はヨーダンパー付ボルスタレス台車を採用しており、主電動機は本線用機関車と同様にかご型三相誘導電動機を採用している。
投稿イラストの傾向
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