概要
ミア(Mia)とは、西洋の女性名・ミカエラ(Michaela)の短縮形である。
「ミア」という名の人物
架空のキャラクター
- 『夜明け前より瑠璃色な』の登場キャラクター。 → ミア・クレメンティス
- pixivユーザーであるSyroh氏のオリジナルキャラクター。 → ミア・フラットパディ
- ゲーム『.hack//』の登場キャラクター。 → 本頁で記述
- ゲーム『LUNAR ザ・シルバースター』の登場キャラクター。 → ミア・オーサ
『.hack//』のミア
「キミとはまた会うような気がする...。何となくね。」
声:高山みなみ
ゲーム『.hack//』の登場キャラクター。
ゲームの仕様に無い猫型の女性PC。よく親友のエルクと共にエノコログサ集めをしているが、カイトと出会い、目視できないはずの『腕輪』に「素敵だね」と感想を述べて興味を持つ。そして、なぜか腕輪の能力の一つであるゲートハッキングも知っておりカイトに使用方法も教えてくれる。
性格は猫のように気まぐれで飄々としていおり、本編中でも気まぐれでぴろしに悪戯をしてカイトを困らせることもあった。言動の一つ一つが謎めいていて、会話の内容も矛盾が多いが哲学的でもある。エノコロ草というアイテムを好み、プレゼントすると凄く喜ぶ。
しかしストーリーを進めるごとに状態が悪化していき、最初は言語プログラム障害の軽度のものであったのが、終盤では深刻な記憶の欠落を起こすようになってゆく。そして、とうとうエルクの前からも姿を消してしまった。
だが、vol.4。思いもしない形でカイト達は彼女と遭遇することになる。
「禍々しき波」が潜んでいると思わしきエリア「∑ たおやかなる誘惑の堕天使」の最深部にて、何かに怯えながらうずくまるミアをエルクと共にカイト達は発見する。そして彼女は異形へと姿を変え、カイト達に襲い掛かってくるのだった―――。
そう、ミアの正体は事件の元凶モルガナ・モード・ゴンの一つ、第六相『誘惑の恋人』マハであり、モルガナが一般PCに書き換えたものであった。ミア本人はそのことも知らないまま八相の中で唯一ほかのPCと交流していたのである。
カイト達によりミアは一度命を絶たれたが、本編の最後にカイトとエルクの活躍により再誕を果たす。
しかし、復活したミアはカイト達と出会う前の”普通”のプレイヤーとしての記憶しか持たない状態であった。
カイトに励まされたエルクは彼女の記憶を思い出させることを心に誓い、これからもずっと傍にいることをミアに約束する。
後日談である「Unison」ではエルクと共に司に遭遇しあの時に落としたエノコログサを受け取る。そして”僕は君の事は知らないはずなのに、何故、涙が止まらない”と涙を流しながら司に抱きしめられるのであった。
.......しかし、CC社のとあるプロジェクトにマハの因子が必要となり、その因子が付着していた彼女はCC社の手により再び―――。