ひとつになれ。最強を超えろ。
概要
2019年12月20日(金)から全国公開されたアニメ『僕のヒーローアカデミア』の劇場版第2作。正式タイトルは、『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE HEROES:RISING』。
その内容から、原作者である堀越氏が「最終回とも言えます」と語る程である。(引用)
入場者特典として、映画の設定資料とナイン達の過去が描かれた堀越氏書き下ろし作「敵連合:UNDERCOVER」が掲載されたコミックス『僕のヒーローアカデミア Vol.Rising』が100万人限定で配布された。
あらすじ
雪が降り続く冬のある夜。
ヒーロー社会を壊そうと目論む敵<ヴィラン>・死柄木弔率いる敵<ヴィラン>連合が、ドクターから託された密かに【何か】を運ぼうとしていた。彼らの動きを事前にキャッチしたエンデヴァーを中心としたプロヒーローたちが現場に駆け付け、激しい戦いを繰り広げる。その戦いの中、その【何か】は仲間とともに去って行った。
「実験は、成功した―。」という言葉を残して。
ちょうどその頃、出久たち雄英高校ヒーロー科1年A組の面々は、引退したNo.1ヒーロー・オールマイトの後を継ぐ“次世代のヒーロー育成プロジェクト”の一環として、クラス全員で期間限定の郊外ヒーロー活動のために日本のはるか南に位置する離島・那歩島(なぶとう)を訪れていた。
ここしばらく大きな事件が起きていない平和な島で、駐在ヒーローとして島の人々の生活を助けながら、忙しく、それでいてのんびりとして時間を過ごす中、出久たちは真幌(まほろ)と活真(かつま)という二人の姉弟と出会う。
ヒーローに憧れる活真と早速打ち解ける出久だったが、なぜか真幌は、かたくなに活真を出久たちから遠ざけるのだった。
そんな中、突如謎の敵<ヴィラン>たちが那歩島に襲来、次々と島の施設を破壊していく。それを指揮するのは、「ナイン」。
出久、爆豪ら1年A組のメンバーは力を合わせて敵<ヴィラン>に立ち向かうが、ナインの圧倒的な“個性”と力は想像を遥かに超えるものだった。
なぜ、ナインたちは那歩島を襲撃したのか? そして、出久たち1年A組の“ニューヒーロー”たちは、果たして最凶の敵<ヴィラン>から活真と真幌、そして島の人々を守ることができるのか―!?
本作の時系列は明かされていないが、エンデヴァーや連合の新コスチュームから『異能解放軍』~『第2次ヒーローインターン』の間の模様(No.240で死柄木がドクターから"あるもの"を輸送する依頼を受けた描写がある)。
登場人物
主要キャラクター
本作では1年A組の生徒全員が登場する。
平和の象徴オールマイトから、その力の源である個性『ワン・フォー・オール』を受け継いだ少年。冷静沈着で分析を得意とする努力型だが、自らを犠牲にしてまで他人を守ろうとする無鉄砲な一面もある。
オールマイトをも超えるNo.1ヒーローを目指す少年。言動は粗野で乱暴だが面倒見はよく、何でもこなす天才型。出久とは幼馴染であるが、折り合いは悪い。出久とオールマイト、そしてワン・フォー・オールの秘密を知っている。
CV:中村悠一
アニメより先駆けて登場。ヒーロー公安委員会の指令でナインの動向を追う。
映画オリジナルキャラクター
島乃活真(しまの かつま)
CV:寺崎裕香
那歩島に住む少年。母を亡くし、父親(CV:松本保典)は本土へ出稼ぎに行っている。
気弱な性格だが、ヒーローに憧れている。
島乃真幌(しまの まほろ)
CV:黒沢ともよ
那歩島に住む少女。両親に代わって、弟である活真の面倒を見ている。
明るく行動的だが、ある理由から活真をヒーローから遠ざけようとする。
CV:井上芳雄
今作最大のヴィラン。長い銀髪と顔を覆うマスクが特徴の男性。
強力な個性を複数持つ。
CV:今田美桜
赤い長髪が特徴的な女性で、ナインと行動を共にするヴィランの一人。
髪の毛を刃に変化させ、自在に操る個性を持つ。
CV:武内駿輔
狼男の様な外見の男性で、ナインと行動を共にするヴィランの一人。
複数の動物の特性を発揮する個性を持つ。
CV:鳥海浩輔
全身を赤い包帯で包んだ男性で、ナインと行動を共にするヴィランの一人。
赤い包帯で包んだ物体を自在に操る個性を持つ。
関連イラスト
関連動画
予告
主題歌「ハイヤーグラウンド」