概要
門松とは、正月に飾られる祝いもの、通常は門や玄関に左右一対で飾られる。
松の枝が詰まった筵や桶の中央部から高さの異なる三本の竹が伸びて居る形式が一般的だが、原始的なスタイルでは松の枝一本に水引やしめ飾りが付いただけのシンプルな形状をして居る。
竹の切り方も地域差が大きく水平に切った寸胴なる手法がある他、斜めに切るそぎでも関東では胴を関西では節を切るのが一般的である。
神社や地域によっては、松を嫌って榊や杉など他の木を使った門松と呼び難い代物も・・・
装飾品
大型化するに従って梅やハボタン等他の草木、熊手や破魔矢等の御飾り等適当な大きさの縁起物がどんどん付けられる傾向にある。
印刷物
門松が印刷されたしゃもじを玄関先に飾る場合や、新年祝いや正月休業のポスターとして門松が印刷された紙門松が張り出される場合がある。
関連項目
竹槍
斜切りの竹が刺さった先端部から、オンラインゲームでは新年イベントの報酬として先端に門松の付いた槍が配布される事も多い。