概要
セガが1999年に発売したアーケードゲーム。ジャンルは3Dベルトスクロールアクションゲーム。
同年にドリームキャストに移植されている。
ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズの外伝作品。
システムはダイナマイト刑事に近い。
登場人物
スティック・ブライトリング
主人公。特殊機関『AMS』に所属するエージェント。バランス型。
後述の毒島のせいで「主人公(笑)」扱いされる可哀想な人。
リンダ・ロッタ
特殊機関『AMS』の女性エージェント。スティックの相棒。スピード型。
攻撃力が低く、いささか使いづらいキャラ。
毒島 力也
某国の『内務省特務調査課』に属す男。『毒島流』の伝承者。パワー型。
ある意味、本作の真の主人公。
他のキャラが英語で会話する中、唯一日本語で喋る(担当声優は井上真樹夫氏)が、現在の日本国に「内務省」は存在しない。
評価
「毒島」
このゲームは(割と冗談抜きで)この二文字で言い表せる。
…これだけだと身も蓋も無いのでもう少し解説を。
ゲーム的な評価としては、敵から受けるダメージの大きさや、それに反して回復アイテムの回復量が少ない点などから、難易度の高さが問題点とされることが多い。
そのため、敵の出現・行動パターンや隠しアイテムの配置を覚えることは必須であり、いわゆる「覚えゲー」の要素が強い作品ともいえる。
キャラクター的には前述の通り毒島の存在感が大きく、本作がバカゲー扱いされるのは大体が毒島が原因(ゾンビ相手に足4の字固めをかけるなど)である。
とはいえ、このゲームにおいて毒島が強キャラなのもまた事実であり、本作で普通にクリアを目指そうとするならば毒島で腕を磨くのが最も手っ取り早い。
プロジェクトクロスゾーン
同ゲームでは毒島力也が参戦している。
CVは某居合切りの達人と同様に浪川大輔氏に変更。ちなみに、浪川氏は毒島を演じるにあたり、本作が大好きな杉田智和氏に毒島がどんなキャラか助言をしてもらったらしい。(杉田氏本人が某ラジオにて発言)