地球温暖化
ちきゅうおんだんか
概要
地球大気の温室効果が過剰に進み、気温が上昇する事。その結果、海面上昇や異常気象の発生など、地球全体にとっての重大問題が引き起こされる。
温室効果の原因となる物質(温室効果ガス)は、化石燃料の燃焼によって発生する二酸化炭素のほか、メタン、フロン、亜酸化窒素などがある。
一方で現代の地球上の気温は、過去の地球よりも冷涼であるというデータも存在する。特に近々では12世紀前後までは現代以上の温暖期であり、19世紀の大寒波以降に現在の気温に落ち着いたという試算もある。
中生代ではさらに温暖で、大気中の二酸化炭素量もかなり多かったといわれる。
そもそも現代は間氷期という氷河期の谷間にある休閑期であり、今後数万年後には再び氷河期が始まるとする説もある。
しかしそうした暖かすぎる環境は現在の地球の生態系には過酷なもので、少なくとも我々人類にとっても益より不益の面が強い。ゆえに我々の身勝手で気温を上昇させ、現代の生態系を崩すことは人類の終焉を招く危険性も秘めている。
特に亜熱帯に蔓延する蚊を媒介する疫病の拡大はパンデミックを招き、気温と海水温上昇による動植物への打撃は食糧問題に繋がる。この2つは温暖化で最も声高に叫ばれる「海水面の上昇」以上に危機感を持つべき問題である。
海水温上昇は台風をはじめ暴風雨の多発も招き、さらに海流の変化を誘発して気象の円環にさえ干渉することが判明しており、その影響力は計り知れない。
「奇跡の惑星」地球に生きる以上、我々自身で環境と向き合っていかなければならないのだ。
関連タグ
バーナーマン・・・・・好きなものが地球温暖化という設定
外部コンテンツ
エミリーとエコロンのLet'sミックス!「環境編」(2020年1月5日公開)
※東京電力 公式YouTubeチャンネル『東京電力ホールディングス株式会社』より転載