CV:宮野真守(日本語吹き替え)ジェイク・ジョンソン(原語版)
概要
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』で登場した別世界のスパイダーマンの1人。
マイルス・モラレスがいる世界のピーター・パーカーと違ってミドルネームがあり、年齢が40代の中年である。ミドルネームの「B」はおそらく原作の設定の「ベンジャミン」であると思われる。
人物像
元いた世界では本家のピーターと同じくヒーローとして活躍していたが、20年以上ヒーロー活動に打ち込み過ぎたせいで子供も作らず、妻のMJとも離婚してしまい、更には投資に失敗して人生転落してしまった。メイおばさんも既に他界している。
現在はかつての面影はほとんど残っておらず、腹もすっかり突き出ている等、
ある意味、民衆が憧れて目指した『ヒーロー』のなれの果てとも言える人物になってしまっている。それでも、現在もしっかりニューヨークの街を救っている。
一人称も他のスパイダーマンの媒体でピーターは「僕」と翻訳されることが多いのに対しピーター・B・パーカーは「俺」となっている(マイルスの世界のピーターは26歳ということもあってか従来通り「僕」となっている)。
作中での活躍
次元転移でマイルスと偶然出会い、彼からスパイダーマンとしての指南を乞われ、嫌々ながらそれを了承し、奇妙な師弟関係が出来上がる。
上記の経緯から当初はやさぐれた皮肉屋として振舞っていたが、戦いの中徐々にかつての戦士としての気力を取り戻し、自らを犠牲にしてでも他のスパイダーマン達を元の世界に戻そうと尽力する。
戦闘での活躍
・マイルスの世界のピーターが苦戦したプラウラーをサマーソルトキックからの両足キックで圧倒する
・キングピンの銃をウェブで奪い、背後から不意打ちのキックをする
・マイルスを下段キックした後に天井に張り付きマイルスの懐を掴みマイルスを行動不能にさせる
・椅子に座ったマイルスをウェブでグルグル巻きにする
・マイルスの世界のドクターオクトパスを顔面キックする
等、長年スパイダーマンとして活躍しただけあってかなり強い。そして他のスパイダーマンと比べると一番のベテランでブランクを感じさせない動きを見せている。そう、ピーター・B・パーカーは決める時はしっかり決める強いスパイダーマンである。
関連動画
紹介動画
戦闘シーンまとめ(後半からピーター・B・パーカー)
余談
彼が「アース-616の出身=正史のスパイダーマン」であるという説が一部で拡散されたが、彼はアースTRN701の出身なので誤解をしないように注意。
関連イラスト
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