概要
『ウルトラマンギンガ』が始まる千年前、宇宙で起こった大きな闘い。
宇宙の彼方で発生したウルトラ戦士と怪獣軍団の大激戦の最中、遠い未来からやって来たダークルギエルがダークスパークを振るった事により、その場にいた数多くのウルトラ戦士や怪獣、宇宙人たちがスパークドールズへと変えられてしまった。
その後ルギエルは追って来たウルトラマンギンガとの激しい戦いの末力を失い、ダークスパークの中に封印。ギンガもまたギンガスパークの中に封印された。
その後両スパークとスパークドールズは長きにわたって宇宙を彷徨い、地球の降星山の地下にもあったビクトリウムの磁気に引き寄せられ、落下する事となった。
なお、参戦したウルトラマンの内、光の国のウルトラマンは原典と同一人物である事が示唆されている。(ウルトラギャラクシーファイトにてウルトラマンギンガと面識のあるタロウがM78スペースのタロウと同一人物である事がほぼ確定となっている。)
地球での戦い
ダークスパークウォーズとほぼ同じころ、有史以前の地球でもまた争いは起こっていた。
地球の命の源そのものであるエネルギー鉱石「ビクトリウム」を巡り、当時の地球人たちは戦争を始めてしまい聖獣シェパードンの暴走を引き起こした。
だが突如宇宙からやって来たウルトラマンビクトリーがシェパードンの暴走を鎮め、古代人の選ばれしものが自らに変身することのできるアイテムビクトリーランサーを授けた。
古代から不思議な力を持っていた地底人の種族ビクトリアンは、ビクトリウムの強大な力はやがて世界を滅ぼすと考え、ビクトリーランサーを使ってビクトリウムを地底に封印。自らをその守り人とした。
だが今度はビクトリーランサーの使い方を巡ってビクトリアンの過激派と穏健派が激突。
戦いは穏健派の勝利に終わり、過激派のビクトリアンたちは地球を追われ、異次元空間へと追放された。
そして争い事を好まなかった当時のビクトリアンの指導者によってこれ以上争い事を失くすために過激派ビクトリアンの存在と過激派と穏健派の戦いの記憶は「忌まわしき過去」として抹消されてしまった。
真実を知るのはシェパードンのみとなり、後年この戦いで追放された過激派の末裔・ヒヨリが地球に帰還。現存するビクトリアンたちやギンガ、ビクトリーと対決する事となった。