概要
ウルトラミキサーとは、藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場回はTC7巻収録「ウルトラミキサー」。
このミキサーに2つの物あるいは生物を入れると、1つに合体させることが出来る。作中では犬と猫を合体させてワニャンと鳴く変な生き物を生み出した。他にもドラえもんやのび太はこの道具を使い、ゴミ箱と掃除機を合体させたり、アイロンとトースターを合体させたり、トイレと冷蔵庫を合体させる等、様々な物を合体させた。
また、ロボットと人間の融合も可能で、ドラえもんとのび太が合体してのびえもんとなった。のびえもんは1つの身体に2人の意識が宿っている状態であり、のびえもんは遊びに行くか(ドラえもんの提案)昼寝をするか(のび太の提案)で言い争いになってしまい、最終的には1人で喧嘩をする(自分で自分を殴る)というオチで終わっている。
pixivでは『ドラえもん』の登場人物(世界観)と他のアニメ・ゲーム・漫画の登場人物(世界観)が「まぜるな危険(自然)」となっているイラストに、このタグがつけられることが多い。もちろん『ドラえもん』の登場人物同士が合体している場合もこのタグがつけられる。
関連道具
- 合体ノリ
糊型のひみつ道具。
この糊を手に付けて誰かに触ると、触れた者と合体することが出来る。それだけでなく、合体した相手の能力を自由に使うことも出来る(例えば犬と合体した場合は嗅覚が非常に鋭くなり、鳩と合体した場合は翼で空を飛ぶことが出来るようになる)。ただし合体後の姿がエピソードによって異なっている。
原作「『合体ノリ』でハイキング」(プラス5巻収録)に登場した際は、合体後の姿はウルトラミキサーと同じように両者の姿が混ざり合う形となる。また、こちらの合体ノリは2人での合体だけでなく3人での合体も可能(上画像参照)。
原作「合体ノリ」(TC13巻収録)に登場した際は、頭部は合体ノリの使用者で首から下は合体相手の姿となる(上画像参照)。
この作品における合体ノリは合体相手の能力だけでなく習性も身に付いてしまう(作中では犬と合体したドラえもんは電柱にマーキングしていた)。また、合体している間も合体相手の意識は残っており、使用者の意図しない行動を取ってしまうこともある(作中では頭脳明晰なしずかと合体したのび太が宿題を終わらせようとしたのだが、しずかは夕食を食べる寸前だった為、宿題をやろうとするのび太の意志に反して自宅へ帰ろうとしていた)。