クッキー☆☆
くっきー
『クッキー☆☆』とはTIS姉貴が企画、脚本を担当したボイスドラマシリーズの通称。
- クッキー☆☆一期「【東方project】クリスマス企画！【ボイスドラマ】」(2011年制作)
- クッキー☆☆二期「【東方project】お正月企画！【ボイスドラマ】」
- クッキー☆☆三期「【東方project】クリスマス企画！ 2013【ボイスドラマ】」
以上の3作品を指す。本家『クッキー☆』についてはクッキー☆の記事を参照のこと。
概要
元々は２ちゃんねるの「クッキー☆本スレ」にて「クッキー☆の棒読みリスペクト」と称して晒された音声のみの作品だった。
当初は受け入れられなかったが、ニコニコ生放送をしていた出演者に本スレ民が凸したのを切っ掛けに、本スレ民とニコ生出演者が主体となって盛り上がっていく。
後にボイスドラマを元にしたMMD版が製作され、ニコニコ動画に投稿されたのを切っ掛けに話題性が拡散していった。
その経緯故に出演者達のアバターはMMD版で使用された東方MMDが元になっているものが多いが、モデルに後付けの先入観を植え付けることになり、新たな風評被害を引き起こしている。
特にクッキー☆☆二期で使用された比良坂霊夢モデルへの影響力は計り知れず、関西おばさんの分身として定着してしまっている。
多くのクッキー☆民の間では初代クッキー☆こと「魔理沙とアリスのクッキーKiss」とクッキー☆☆3部作の計4作品を、原理主義者の間では初代とクッキー☆☆の一作目のみとクッキー☆☆☆を『本家クッキー☆』として扱う風潮があり、以降に作られたものを「クッキー☆の派生作品」として「ジャンルとしてのクッキー☆」を踏まえた三次創作の内、クッキー☆を意識して作られたものや出演声優にクッキー☆要素の有無や危険性などの説明をしたものを「養殖クッキー☆」と呼ぶ向きもあるが、ジャンルとして広く拡散した現状に置いては、一部の古参や原理主義者による敬遠の域を出ない。
表記揺れ
クッキー☆☆二期を「クッキー☆☆☆」、クッキー☆☆三期を「クッキー☆☆☆☆」と呼ぶこともあるが、「クッキー☆☆☆」はクッキー☆界隈における「幻想万華鏡」の通称としても使われており、pixivでの使用例が2018年時点で皆無であるため、この記事では表記しない。
クッキー☆☆一期
博麗霊夢と霧雨魔理沙が、霊夢へのお賽銭を集めさせるためにアリス・マーガトロイドや十六夜咲夜たちにクリスマスプレゼントを配ってあげる物語で、本家『クッキー☆』とは直接的な関係はない。
本編の長さや動画がなく一枚絵だったせいか、当時はクッキー☆ほど流行ることはなく「ｳﾞｫｲｽﾄﾞﾗﾏｷｶｸ…」など一部の語録が定着するのみとなった。
比較的声優のレベルが高く棒読みが少ないため、内容的には本家クッキー☆を上回るものの収録環境の悪さや絵師の不在が目立ち、否が応でも（セクハラ目的での）本家クッキー☆の企画者の金銭面及び用意周到さが目立つ形となった。
また、本家クッキー☆にはなかった性的で品のないシーンがあり、その点においては企画者の倫理観が疑われる所もあるが、該当シーンの当事者同士がガチでそういう関係であった事が判明するのは、騒動が一段落ついて当事者達が消息を絶ってからである。
クッキー☆☆二期
クリスマス会で神社をボロボロにされたので、博麗霊夢が霧雨魔理沙とともにお正月を紅魔館で過ごそうとする物語。
前作と同様に滑舌や収録環境が悪いなどの点は見られるが割とクオリティーは上昇しており、特にチルノ役は評価は高い。
そんな中、霊夢役の栞奈（通称:KNN姉貴）の煽っているような演技や口うるさいおばさん（これ以降関西おばさんとして定着）や母親のような演技や特徴的なボイスや「ﾊﾅﾁﾞﾃﾞﾃﾙﾜﾖｗｗｗｗ（鼻血出てるわよ）」「あああああああああああ生き返るわぁ＾～」など草不可避の台詞を連発したため正月早々淫夢厨に大人気となりネタにされるようになる。
本編投稿後間もなくMMD版が投稿されたことにより一般東方ファンにも注目され、数多くの本編シーンの切り抜きやMADが制作されることになった。
しかし出演者達への粘着行為や個人情報暴露など、悪ノリの度を超えた嫌がらせも発生するようになり、後に逮捕者まで出す騒動となった。
この騒動の直接の要因となったのは間違いなく淫夢厨の風評被害ではあるが、企画者は最初から淫夢厨向けを狙って今回のお正月企画を製作したフシがあり、騒動に対して何の対応も取らないどころか何食わぬ顔でボイスドラマを作り続け被害者を増大させていったため、共演者を売った人間の屑として悪名を轟かせた。
クッキー☆☆三期
2013年12月24日に投稿された、2013年版のクリスマス企画である。
クリスマスの夜に暇つぶしがてらに泥棒を捕まえにいく話。
出演表明の時点で風評被害の標的となってしまうため、出演辞退者も相次ぐ中でなんとか出演者を確保して完成に漕ぎ着けた。
静止画のみのボイスドラマが投稿された時点で10万再生を突破するほど注目されたが、やはり風評被害は収まることなく、企画者を非難する出演者も複数人現れ、中には海外勢もいたことにより悪名を海外まで轟かせた。
企画者はこれからもボイスドラマ企画を作り続けるとの旨の発言を残していたが、様々な事情が重なり活動停止を余儀なくされ、本作品が実質的な最終作となっている。