概要
セトーが、エラスが封印から目覚めた時の為にと神殿内に隠し、準備していた最後のリュウソウジャー。姿はガイソーグに似ているが色がブラウンカラーになっている。
名前はアスナに「リュウソウ……茶色」と言われたが、セトーが「いやせめてブラウンって言って」と訂正した。
プリシャスが張ったリュウソウルに反応する結界を突破するために全ての装備を置いてきた生身のコウとアスナに代わり、セトー自らが変身し、プリシャスに果敢に挑んだ。
……が、あくまで肉体は龍井尚久という鍛えたわけでも戦闘経験もないただのオッサンのため、斬りかかった途端にスッ転び、もっさりした動きの剣はあっさり防がれてしまう。
しかしそれでも諦めず「ダイナミックキャッチ」と称して隙をついてしがみつくことで時間を稼ぎ、ブラウンの剣でコウとアスナはバリアの解除に成功させる。
その後7人そろっての戦闘では仲間の攻撃にリュウソウルの効果を追加させることでサポートに徹して、勝利に大きく貢献した。
戦闘後残された全ての力を使い果たしたのか、「私も限界を越えてみただけだ」と言い残しセトーは尚久の身体から離れ、成仏していった。
装備
鎧
セトーが神殿の地下に隠していたガイソーグに似た鎧。
ガイソーグのものとは違い収納されておらず、ポーズと「リュウソウチェンジ」の掛け声で装着する。
変身時のエフェクトはガイソーグと同様。
リュウソウケン
見た目は紫の部分が茶色になったガイソーケン。
リュウソウルを使用した際のサウンドはリュウソウケンのもの。
劇中では鎧と同時にセトーが神殿の地面から引き出した。
ブラウンの手から離れた後一時的に生身のコウも使用した。
リュウソウル
ガイソーケンや変身前のリュウソウケンと同様に竜装をせず能力のみを発動した。
劇中ではカタソウル、ヒエヒエソウル、フエソウルの他何故か所持していたビュービューソウルを使用しリュウソウジャーをサポートした。
なおその変身シークエンス上いわゆる変身用のリュウソウルは存在しない模様。
余談
戦隊シリーズにおいて終盤限定の限定フォームや本編外の追加戦士は前例が多いが、1話限定の追加メンバーはデカブライトなど限られる(厳密には彼女も追加メンバーではないが)。
またそれらのスーツは新造や流用改造で作られるが、戦隊外の敵怪人のリペイントで戦隊の正規メンバーとなるのはウルザードファイヤー以来。
関連
シンケンブラウン - ブラウンを名乗る戦士。ただしこちらはコスプレ。