概要
早稲田大学在学中に漫画部に入ったことがきっかけとなり、漫画を描き始める。大在学中の1991年に投稿した『ディスコミュニケーション』が、同年前期の「コミックオープンちばてつや賞一般部門」大賞を受賞し、同年『モーニング』24号に掲載され漫画家としてデビュー。『ディスコミ』の続編を『月刊アフタヌーン』1992年2月号にて連載し、現在も同誌にて活動中。
多様な「愛」や「フェティシズム」をテーマとし、それらに民俗学、神話、サブカルチャー、オカルト、シュールレアリズム、「YMO」や特撮といった自身の趣味に至るまで、様々なジャンルを融合させ、独特の作品世界を構築する作風が特徴。
『ディスコミ』辺りでは背景にそれらのモティーフや小ネタをビッシリと描いた、狂気的かつ古美術的な画が特徴的だが、『夢使い』以降はその傾向はなりを潜めている。しかし、その分偏愛要素が全面に押し出されるようになったとも言えよう。
作品リスト
- ディスコミュニケーション
- 夢使い
- 謎の彼女X
- 大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック