声が聞こえる。声が聞こえる。声が聞こえる。
私たちを御伽噺にしたあの語り手の声だ。
だけど、どうしてだろう?
その声は萎れて見る影もない。
聞くに堪える熱さもない。
祝福で呪詛だった声はもうわたしたちには届かない。
声を拒むと…幻影は風と共に消えた。
さあ、決断の時だ。
人としてつまらなく生きるか。潔く終わるか。
それとも永遠に消費され続けるか。
今ここで、あなたは語らなければならない。
私たち死神がかつてそうしたように。
概要
DM22-RP1『ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神』で登場した水/闇の呪文。
カードイラストは「邪杯」の名前を反映したかのように、空に空いた穴から流れ落ちる濁流が地上を蝕む禍々しくも幻想的なイラストになっており、「杯」繋がりで某伝奇ビジュアルノベルに登場する特級呪物を彷彿とさせる。(と言うよりも前例から考えて恐らくパロディ)
シークレット版のイラストは《∞龍ゲンムエンペラー》。
虫麻呂氏が手掛けるDMART-21『神アート 美女と死神の決断』では、青と白のドレスに身を包み、大剣を携えた金髪碧眼の美少女が描かれている。
このカードのみ明確なモチーフになった童話が不明だが、上記の情報から推測すると『アーサー王伝説』だと思われる。
カード効果
レアリティ | VR |
---|---|
コスト | 水/闇文明(5) |
カードタイプ | 呪文 |
効果 | このターン中に、カードがいずれかのプレイヤーの墓地に置かれていたら、この呪文を唱えるコストを2少なくする。 |
次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい) | |
►カードを2枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。 | |
►相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、自分の墓地にあるカード1枚につき、そのクリーチャーのパワーを-1000する。 | |
►コスト4以下のタマシードを1枚、自分の墓地から出す。 |
墓地肥やしを得意とするデッキ向きのパーフェクト呪文。
一つ目のモード効果だけでも優秀だが、墓地肥やししつつコスト軽減ができるのがこのカードの強み。
水文明が混ざるものの、DM22-RP1のカードで組める【黒単アビスロイヤル】なら手札と墓地を揃えられるので相性が良い。
タマシード/クリーチャーも対象なのは評価が高い。
関連項目
この世全ての悪 / セイバー(Fate/staynight) / 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ:恐らく元ネタ