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知識と流転と時空の決断

ぱーふぇくとうぉーたー

《知識と流転と時空の決断》とは、TCG『デュエル・マスターズ』の呪文カードの一種。「パーフェクト呪文」または「決断サイクル」の通称で呼ばれるサイクルに属している。
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概要編集

DMRP-10『超天篇 第2弾 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪』で登場した水のパーフェクト呪文

カード名の「知識」はドロー、「流転」はバウンス、「時空」はGR召喚を指していると思われる。


DMRP-21『王来MAX 第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!』では金トレジャーになって収録された。イラストは『なつもん!』のキャラクターデザイン等でも知られる、絵本作家のヒョーゴノスケ氏。


カード効果編集

レアリティSR
コスト水文明 (4)
カードタイプ呪文
能力自分の墓地に呪文が4枚以上あり、この呪文が自分のシールドゾーンにあれば、この呪文に「S・トリガー」を与える。
次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
►カードを1枚引く。
►GR召喚する。
►相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。

モード選択で「1ドロー」「GR召喚」「バウンス」のうち2つを使え、重複も可能。条件付きでSトリガーにもなり、デッキによっては『墓地に呪文4枚以上』は比較的簡単に満たせる。

モード選択によっては4マナ以下のコストで同等の効果を発揮できるカードも存在するが、このカード最大の強みは複数のモードによる柔軟性の高さ。


GR召喚は『コストを支払って召喚した扱い』なので、コスト踏み倒しメタに引っ掛かる事なく、運が絡みはするが優秀なクリーチャーの展開が可能。


単純にドローやバウンスも強力だが、相手ターンにノーコストで使える点では他のパーフェクト呪文よりも武がある。後に同じように条件付きでSトリガーになる《禁呪と聖句の決断》や《理想と平和の決断》も登場したが、多色カードであるこれらとは水文明単色である点や、ドロー・デッキ外からの盤面展開・バウンス等の効果面で差別化できる。


注意点編集

モード選択やSトリガー化等、複雑な処理が多いカードなので、使う際は注意すること。

  1. 手札に加える段階で自分の墓地に呪文が4枚以上なければ「S・トリガー」化しない。
    1. 例えば、墓地に呪文が3枚ある時にTブレイクされた中に《知識と流転と時空の決断》とSトリガーの呪文が1枚ずつある場合、先にSトリガー呪文を使っても《知識と流転と時空の決断》はSトリガー化しない。
  2. モード選択は呪文を唱える段階で全て行うのがルール。
    1. モード選択を2回行ってからその選択した能力の解決に入る。
    2. なので、1回目の能力を選んでそれを解決してから、2回目の能力を選んでそれを解決するということはできない。
  3. バウンスを2回選んだ場合、1回ずつバウンスを処理する。
    1. バウンス効果を2回実行して2体のクリーチャーを除去する時、同時に場から離れずに選んだ順に離れる。この呪文でGRクリーチャー2体を対象に取られて除去された際、除去が実行された順番通りに超GRゾーンに戻すこと。
    2. 効果処理は1回ずつ行われるので、バウンス効果は同じクリーチャーを2回選べる。これにより、ディスペクターなどの回数制限付きの除去耐性持ちの残機を削ってから除去することもできる。
  4. 呪文能力は上から順に解決するのがルールなため、モードは好きな順番では解決できない。
    1. 例えば、バウンス効果で《とこしえの超人》を処理してからGR召喚するという動きを取ることはできない。

活躍編集

アニメ『デュエル・マスターズ!!』11話にて、切札ジョーvsゼーロ戦でジョーが使用。キャップがジョーのデッキに忍ばせていたカードで、S・トリガーで唱えられ、GR召喚を2回選択した。


関連項目編集

デュエル・マスターズ

呪文(デュエル・マスターズ) パーフェクト呪文

GRクリーチャー

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