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CV:庄司宇芽香

武器:羅針盤

無双奥義・奥義皆伝の文字:『俊』『賢』

概要

戦国無双3』から参戦。

美濃の戦国大名・斎藤家に代々仕える譜代の家臣であったが、織田信長による美濃侵攻を機にその家臣である羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)に仕える。あどけない雰囲気から想像できないほど冷静かつ豪胆な采配センスをもつ天才的な軍師であり、「今孔明」「知らぬ顔の半兵衛」などの異名を持つ。

作中では結核により夭折したという史実に倣い、物語の半ばで病死してしまうため出番自体は僅かではあるが、そのキャラクター性もあり多くのファンを持つ人気キャラクターでもある。特に病床の最期のイベントは心に響く名シーンとしてファンの間で話題に挙げられることも多い。

人物像

男性武将の中でもかなり小柄で、十代中頃ほどのあどけない少年のような顔立ちをしている。ただし、史実では1544年生まれで官兵衛よりも2歳年上子供も一般武将として登場しているなど、それなりに年は食っているらしい。本人もとくに身長についてコンプレックスを抱えており、指摘されることを極端に嫌う。しかし逆に、そんな幼い外見を利用して(サボるために)あざとい仕草で甘えるぶりっ子のようなところもある。

顔立ちも中性的な美形で、『4』では雑賀孫市により「天下の色男決定戦」に出場させられているが、史実においても半兵衛は当時の主君・斎藤龍興女装して追い詰めた逸話が存在する。

一人称は「俺」で、外見に違わず少年のような立ち振舞を用いる。

面倒くさがりな性格で常々昼寝をしており、戦中も他の武将に任せてサボろうとしては「働け」「ダメでしょう」とバッサリ拒否されることもしばしば。しかし、実際はその異名に違わず思慮深い人物で、何も考えず気の向くままに行動しているように見せながら、すべては計算ずくで、いかなる敵が相手でも飄々と人を食ったような助言から容易く敵を術中に嵌めるほどの頭脳を持つ。なお、彼のこうしたキャラクター性のテーマは「天衣無縫な天才少年であどけなさと鋭さの両立」とのこと。

先見の明にも長けており、斎藤家にもはや後がない事や、攻め入った織田軍の武将・羽柴秀吉が後に天下を治めることを予見すると共に彼の人柄を気に入り、「寝て暮らせる世」の実現のため彼に仕えるようになる。

一方で、徹底した現実主義者である官兵衛とは対称的に、他者への情や思いやりは強く、こうした人間性は秀吉や官兵衛の他、幼馴染でもある濃姫とのやり取りで顕著に表れている。戦においても「楽して勝つ」をモットーとし、いかに犠牲を少なくして勝つかにこだわっている。

バトルスタイル

武器は円盾ほどの巨大な羅針盤

改造により方針や側面に仕込刃が施され、丸鋸のように高速回転させながら相手を斬り付ける攻撃を主体とする。他にも軸には鎖が収納されており、ヨーヨーを操るかのように自在に伸縮させたり、ハンマー投げの要領で周囲に振り回したりと広いリーチを持つ。更にはどこぞの未来のひみつ道具の如く針をプロペラのように高速回転させ空を飛ぶなどのアクションも見せる。

人間関係

斎藤家出身ということもあり、濃姫明智光秀とも顔馴染みの間柄。

とくに濃姫とは予てより非常に交友が深いことが示唆され、武器に使用する羅針盤も彼女から送られたものとされる。普段猟奇的な言動を用いる彼女も、半兵衛の前では人間らしい暖かみを垣間見せている。

一方で、濃姫の夫である織田信長のことはその苛烈すぎる思想もあってか嫌っており、自身はあくまでも「秀吉の家臣」であるとしている。また、前述の結核により信長全盛の時代に病没するが、彼の天下が長くは続かないことも予見している。

同じく軍略家である黒田官兵衛とは性格こそ違えどウマが合うらしく、官兵衛の冷たい態度も気にせず対等に接し、ときには共にその知略を練ったり競い合ったりしている。また、毛利元就とは敵対しながらも、互いに才を認め合う関係にある。

余談

その何かと物議を醸す身長設定だが、『戦国無双3』の資料集より先に発売されたコンプリートガイドの時点で160cmと書かれており、以降の資料集では160cmに訂正されている。

『無双OROCHI2』の陣地で見て分かる通り、170または172cmは下駄を入れての身長で確定。

一般武将時代

声:岡本寛志(2)

武器:槍

第1作目から登場しており、稲葉山城の戦いでは一夜城完成後に織田軍に寝返るというイベントがある。

『2empires』では浅井長政・豊臣秀吉のいずれかが大名の状態で登用すると、彼が稲葉山城を数少ない手勢で落としたことを挙げるイベント「長政(秀吉)、今孔明を得る」というものがある。

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