概要
「肌角」とは角と額の境目がなく皮膚が地続きの角のことである。
角の表面を皮膚が覆っており柔らかいか、皮膚の表面が硬質化しており硬くツルツルしているかは見る人の解釈に委ねられる。
角の先端に行くにつれて色が濃くなっていくこともある。鬼娘のキャラクターに多い。
比較的新しい描き方の表現だと考えられる。Pixivでは2008年頃には既に投稿されていた。
実際の動物の例
シカ科
シカやトナカイなどの角は一年に一度生え変わるが、成長途上の角の段階では角が皮膚で覆われており、袋角と呼ばれる。一定以上成長すると皮膚がズルっと剥ける。季節が過ぎると角は根元から落ちる。
キリン科
キリンとオカピの角は頭骨の一部が隆起しており、その突起に沿って皮膚が覆っている。
人間
身体改造を行う人達は、皮膚の下にシリコーンを埋め込むことで角を形成する。
サイ
サイの角は人間でいえば爪や頭髪と同じ成分であるケラチン質で構成されている。