アルヴィス
あるびす
アルヴィス（MAR）
CV 保志総一朗
トーテンポールの技を使うクロスガード。16歳。クールな性格。
「門番ピエロ」を使い、ギンタを「メルヘヴン」に呼んだ張本人。
ファントムに「ゾンビタトゥ」の洗礼を受けた為、その呪いから解放されるべく、
また、メルヘヴンの平和のためにファントムを倒そうとする。
「ピーターパン」をモチーフにしたキャラクターで、名前は「完全な賢者」を意味するゲルマン神話の小人が由来である。
アルヴィス（聖戦の系譜）
ウェーブが掛かった長い赤髪の男性。炎の聖戦士ファラの直系の末裔であり、炎魔法ファラフレイムを操るヴェルトマー家の当主にして、グランベル王国の近衛軍指揮官を務める。年齢は2章の時点で27才前後。一人称は「私」。
父ヴィクトルの女癖の悪さから、何人もの腹違いの兄弟がいた。しかし7才ぐらいの頃に両親を相次いで失い家督を継ぐと、ほぼ全員を追放し、母や自分に尽くしていた下女の子である弟のアゼルのみを手元に置いた。作中で兄弟が言葉を交わす機会はないが、序章の主人公シグルドとの会話でアゼルが戦死していると内容が変わる。
母シギュンから暗黒神ロプトウスの血を受け継いでいるが、それを指摘したロプト教団に対して、「これは暗黒神の血ではなく、人間のために戦った聖戦士マイラ（ロプトウスの血族だが、ロプト帝国を裏切った聖戦士）の血」として誇りにしている。
後に炎の聖戦士ファラと闇の聖戦士マイラの血を受け継ぐ者として、「差別のない、誰もが住みやすい世界を作る」ためにロプト教団を利用しグランベル王国の乗っ取りを画策、その障害であるシグルドを利用してレプトール、ランゴバルトといった有力諸侯を味方につけた挙句シグルドと戦わせ死に至らせ、シグルドにも反逆者の汚名を着せて葬り去ることで王国の実権を我が物にし、王アズムール亡き後ヴェルダン、アグストリア、シレジア、イザークを征服し初代グランベル帝国皇帝となる。
しかし、ロプト教団の罠により実は異父兄妹であるディアドラと結ばれ長男ユリウスをもうけたことで、二人のロプトの血が覚醒しユリウスは暗黒神の生まれ変わりとなってしまう。ユリウスとロプト教団の強大な力により帝国の実権はユリウスに握られ、アルヴィスはお飾りの皇帝となってしまう。妻ディアドラはユリウスに殺され長女ユリアは行方不明になり、失意のどん底に陥ったアルヴィスは宿敵シグルドの息子セリス率いる解放軍の活躍を知り、彼にユリウス打倒を託そうとする。
アルヴィスは自らの手元にシグルドが遺した聖剣ティルフィングを保管していた。それをシグルドのかつての部下であるパルマーク司祭を通じてセリスにティルフィングを渡し（その際パルマークには自らが剣を与えさせたことを決して口外しないように命令）、自らはシグルドの祖国シアルフィの防衛の任に就くことでティルフィングを持ったセリスに討たれることを望む。
シアルフィで戦うアルヴィスは専用職「エンペラー」に就いており、圧倒的な能力値と最強の炎魔法ファラフレイムを用いて解放軍を苦しめる。「聖戦の系譜」最強の敵はラスボスであり彼の実子ユリウスなのだが、ユリウスと戦う際には最強のバランスブレイカーユリアが味方にいるため、実質聖戦第二部最強の敵と言えるかもしれない。
望み通りセリスに討たれた後、セリスは幽霊となった両親を通じてアルヴィスもまた運命に翻弄された男であったことを知り、彼への憎しみは晴れた。
取扱説明書のイラストでは、何故か自分のマントを燃やしている。