特徴
・単語中の母音の出現頻度が多い。
・音節はたいてい母音で終わる。したがって響きが明るく聞こえる。
・母音は7種類(地方によっては5~6種類)だが、実質5種類と見做しても会話上差支えない。
(「ア」「イ」「ウ」「開いたエ」「閉じたエ」「開いたオ」「閉じたオ」の7種類だが、「開いたエ」「閉じたエ」を「エ」、「開いたオ」「閉じたオ」を「オ」というひとつの母音に括ってしまうことがよくある。)
・使うアルファベットは、外来語に使用するものを除くと、英語のアルファベットからJ、K、W、X、Yを除いた21文字である。
男性形と女性形がある。
ちなみに、「ブラーボ(ブラボー)」は男性に対して使う言葉である。女性には「ブラーバ(ブラバー)」。「ボーノ」も、”モッツァレラ”などの女性形の名称に対しては「ボーナ」となる。
間違ったとしても、「くん」と「ちゃん」を間違えた程度にしか思われないようだ。
文化
クラシック音楽で指示を記載するのに一般に使われる言語である。音楽関連では「ピアノ」「オペラ」などの語もイタリア語由来である。
イタリア料理関連でイタリア語の単語が使われることも多い。