『 自分にとって本当に大切なものは、たとえ命を失うような事があったって… 』
『 この2本の両腕で守り通すんだ!! 』
曖昧さ回避
2.『仮面ライダー555』に登場するライダーの1人である。→ 仮面ライダーカイザ
本項ではNARUTOのカイザについて記述する。
概要
CV:高瀬右光
波の国編 回想シーンにて登場。
国外から夢を求めて波の国に来た漁師である。
可愛がっていた犬を助けようとして溺れていたイナリを救助したことでイナリに懐かれ、その縁でタズナの家にも足繁く通うようになり、早くに父を亡くしていたイナリに父親同然のように慕われていたこともあってタズナ家の中でも家族の一員として扱われるようになる。
波の国の人々にも信用されており、豪雨により川の堰が開きこのままではD地区が壊滅の危機に晒された際にもカイザの活躍によってその危険は回避されたことで、以後カイザは波の国の英雄と讃えられ、イナリにとっても胸を張って誇れる憧れの男となった。
だが、財力と暴力をタテに入り込んで来たガトーに対し、波の国を守る為に異を唱えたことで彼によって反逆者の汚名を着せられ、人々の目の前で十字架に吊るされての公開処刑という形で殺害された(この時過度な拷問によるものが原因なのか両腕すら残っていなかった)。
彼の死はイナリだけでなく波の国の民にも大きな衝撃を与えることとなり、彼らからガトーに対する反抗心も奪ってしまい、波の国が救われるのはカカシ班が国を訪れるまで待つこととなる。
人物像
『あの悪ガキどもはオレが”モロ”しかっといてやったからな』
太い眉毛、ねじり鉢巻がよく似合う男。
漢気に溢れた情の厚い性格で、勇気の大切さをイナリに説いた。
言葉に中に”モロ”をよく付ける癖がある(ちなみにタズナは”超”である)。
『たとえ死んだって男が生きた証はそこに残る…永遠に…』
イナリに勇気を説いた時、何処か遠い過去を思いつめていたが、彼の過去には何があったのだろうか…?
彼のキャラに関してはあまり掘り下げられておらず、何処から来たのかは不明で、元の出身地についてもせいぜい「俺の国じゃ犬ってのは”モロ”義理堅い生き物じゃけどな…」くらいしか言及していない。
漁師と言うのもあり、アニナルに出ていた「海の国」の可能性もあるのだが犬と言えば香燐が言っていた、探索でよく犬を使うあの国も有り得なくないが、些か信憑性は低い。