概要
公式設定
広大なデジタルワールドでもフォルダ大陸にしか存在しないと言われている、幻の古代種デジモン。
その存在は非常に貴重であり、フォルダ大陸でも滅多に出会うことは無い。
また、ブイドラモンを手なずける事ができたデジモンテイマーも1人しかいないと言われている。
胸にある「V」型の模様からブイドラモンと呼ばれるようになったこと以外
その生態系はナゾであるが、何故か犬に間違えられる。
成熟期の中でも並外れた攻撃力の持ち主であるが、
窮地に立たされると完全体をも凌ぐパワーを発揮する。
必殺技は口から吐き出す高熱の熱線『ブイブレスアロー』。
派生種
- ゴールドブイドラモン
運命のデジメンタルでブイモンがアーマー進化したアーマー体デジモン。しかし、アーマー要素は一切なく、金色のブイドラモンといったデザインである。
戦闘力はなんと究極体クラスであり、口から放つ熱戦『ブレイブレスアロー』が必殺技。
作品での活躍
Vテイマー01版八神太一のパートナーデジモンで一人称は「僕」。
この個体の本名は『ゼロマル』で名前は「00」を読み替えたものであり
太一の「1」とあわせて勝率「100」%になるという意味合いを持つが
太一を初め周りからはほとんど『ゼロ』と呼ばれている。
作中ではゲーム機(明言されていないがおそらく「初代デジタルモンスターVer.1」)に
プログラムされていない種類のデジモンとして登場し、
ホーリーエンジェモンに太一と共にフォルダ大陸に召喚され、
デーモン討伐の旅をする事になる。
劇中では太一の作戦ありでの話だが完全体を倒す活躍を見せるが
流石に究極体には敵わなく、彩羽ネオのデスモンに一方的にやられるが
自身を助けようとした結果、窮地に陥った太一を助けたい想いから奇跡が・・・
余談
『デジモンアドベンチャーVテイマー01』のために新規に制作されたデジモンで
故にVジャンプの「V」からブイドラモンと名付けられたらしい。
当初は全身が毛に覆われたデザインだったが
「それではデジモンらしく見えない」と言う理由で現在知られているデザインとなり、
「イヌと間違われることが多い」という設定はその名残になっている。
なお、漫画の作者であるやぶのてんや氏が
公式設定画が存在しなかった頃に描いたグレイモンによく似ている。
当初は謎の多い珍種デジモンとして扱われていたが、
派生であるブイモンとエクスブイモンが作られてから、
エクスブイモンの派生形という設定が付けられる事になった。(こっちが原種だが)
人気のあるデジモンだがアニメでは登場したことがなく、
そのためかゲーム作品などでは隠しキャラ扱いになっていることが多い。
例えば「デジモンワールド デジタルカードバトル」では「完全体に匹敵する成熟期デジモン」という設定の隠し超レアカードとして登場している。(ちなみにデータはグレイモンのを流用している。)
当初はホウオウモン又はゴッドドラモンがブイドラモン系の究極体の主流だったが、
Vテイマー01終盤に登場した究極体が登場してからはそちらが主流になった。