概要
CV:塩屋翼
ショウアンとは、『中華一番!』のキャラクター。
元四川省特級厨師であり、裏料理界の鱗厨師。
マオをしてショウアンと戦う事はパイと戦う事と評すほどの料理人であり、裏漁師会大幹部・五虎星からも一目置かれる。
野心家であり、パイの利用価値がなくなると同時に菊下楼の財産や料理人を引き連れて出ていき、パイの過労死の原因を作った。
菊下楼にいた頃はリュウ・マオシンの兄弟子であり、犬猿の仲でもあったが出て行った後はさらに険悪な関係となった。
菊下楼の総料理長資格を賭けた幻の麻婆豆腐対決ではマオに敗北し、四川を追われ裏料理界へと入る。
裏料理界では新参者ながら、その天性の才に加えマオへの復讐心を糧に壮絶な修行に耐え抜き、古参の鱗厨師を従える異例の出世を遂げた。
その過程で体中傷だらけとなり、左目に眼帯を着けていた。
しかし、自ら上海侵攻を大幹部に願い出た末に再びマオと対峙。
再びマオに敗北し、船の自爆装置を起動させてマオを道連れにしようとするが、そんな状態でもショウアンを救おうとするマオを見てし改心、一人炎上する東シナ海へと沈んでいった。
作中では一切の勝ち星なしだが、一度目の勝負はマオ自身が運が良かっただけとしており、二度目も五虎星からにより実力ではマオを上回っていたと補足されている。
アニメ版
こちらは当初から眼帯を着けており、後述の理由で隻眼となっている。
菊下楼にいた頃はパイの下で修行しながらも技のみを求める人間性を彼女に見抜かれ、一人前の料理人として認めてもらえない日々を過ごしていた。
ある日、いつまでも自分を認めないパイに対する不満が爆発してヤケを起こし、その時のはずみで火だるまになって左目と左手に火傷を負ってしまい、身を案じたパイの制止を振り払って彼女の元を去ってしまった。
原作と違って何も持たずに店を飛び出したためか、マオ達と再会するまではどん底の生活を送っていた模様。