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ネオジオバトルコロシアムの編集履歴

2020-06-16 17:09:13 バージョン

ネオジオバトルコロシアム

ねおじおばとるころしあむ

2005年7月27日にSNKプレイモアより販売された対戦型格闘ゲーム。

概要

2005年7月27日にSNKプレイモアより販売された対戦型格闘ゲーム。2005年12月22日にはPlayStation 2版が発売、2010年6月9日にXbox 360のXbox LIVE アーケード版が配信された。


ネオジオのキャラクターによるクロスオーバー作品で、

SNK及びSNKプレイモアから展開されていた格ゲーシリーズ以外からも

幅広くキャラクターを起用したお祭りゲーという位置づけ。

タイトルに「ネオジオ」と入っているが、ATOMISWAVE基板に移行しており、

グラフィック処理はネオジオ基盤時代のゲームとは異なっている。

略称は『NBC』『バトコロ』など。


餓狼伝説』『龍虎の拳』『ザ・キング・オブ・ファイターズ』『サムライスピリッツ』『月華の剣士』『風雲黙示録』『武力〜BURIKIONE〜』『キング・オブ・ザ・モンスターズ2』『メタルスラッグ』『アテナ』といったSNK(旧社)時代からの様々なタイトルおよびそのシリーズに登場したキャラクターに加え、ADKの『ワールドヒーローズ』『痛快GANGAN行進曲』のキャラクターも登場する。


システム

SVCを踏襲している部分が多く、2on2のチーム戦。

アーケード版ではCPU戦はチームのどちらか1人がKOされた時点で決着、

対戦時は2人がKOされた時点で決着となる。


ボタン配置は4ボタンではなく5ボタン式になっており、Eボタンは交代にのみ使われる。

前述の通りSVCと基本システムは似ているが、追加でタクティカルステップ、ACタクティカルステップというシステムがある。


CPU戦の仕様はいわゆるサバイバル式になっており、1試合勝利しても

ライフゲージは小回復するのみである。これに加え、時間制限式でもあり、

制限時間が減っていく中どれだけの数の敵を倒せるかを競う。

時間切れになるとボスが登場し、倒した人数によって戦う相手が変わる。

倒したボスでエンディングが変わるほか、特定のチームでクリアする事による特殊EDもある。


評価

黄金期SNKゲーからのゲストキャラの参戦などからそこそこ話題性はあったものの、

公開される事前情報などから「SVC2の二の舞なのでは」と懸念する声が多く、

ロケテストでもこうした声を受けて何度か仕様が変更される事となった

(当初は対戦でもCPU戦と同じく1人倒された時点で終了だった)。


いざ正式版が稼働してみると、上述したCPU戦の仕様によりとにかく1プレイ時間が短く制限され、

対戦相手を待ちながらCPU戦で練習・研究するという事も満足にできないという点から

稼働して早々に人気が低迷。

加えて、オリジナルキャラクターであるユウキの異常なスプライト枚数の少なさや1枚1枚が粗く見える点、

決め台詞の「I'm not BOY」が今ひとつ自虐ネタとして昇華しきれていないという

ツッコミどころなどもあり、作品自体と合わせてあまり高い評価は受けなかった。


同年末にPS2版が発売されると、ロードこそ長いものの上述したような

サバイバル形式のCPU戦だけでなく、普通のCPU戦モードがプレイ可能になっていた事や

ギャラリーモード、カラーエディットが追加されているなどそこそこ遊べる出来に。

この事もあり、各キャラクターの研究はPS2版発売を機に行われるようになり、

そこからさかのぼってゲーセンで対戦会が行われるという事も少なからず出てくるようになった。


2010年に配信されたXboxLIVEアーケード版ではHD画質化に伴い、

大幅な手直しが行われており、「ドット絵とイメージが違いすぎる」と言われていた

キャラクターイラストを新規のものに差し替え。

キャラクタースプライトもただフィルターをかけただけでなく、

スプライト自体が足されており、特に上述のユウキは大幅な

スプライトの追加+リファインが行われ別物のように差し替えられている。

CPU戦もアーケード版のルールは完全に削除され、普通にCPU戦がプレイ可能など

移植作品というよりはリメイク版と言っても良いようなクオリティとなっている。

特筆事項として、オンライン対戦が非常に快適だった事も挙げられ

SNKがたどってきた歴史を振り返りながら楽しむという意味では悪くない出来となっている。


なお、こうした背景があるため格ゲー特有のキャラダイヤグラムなどは当初

あまり積極的に作られなかった作品であるが、後の対戦シーンでは

ヴァイタルソースの回復速度が非常に早くかつ控えになっている相手を引きずり出す手段が無い事などから、

一気に相手の体力を削りやすいキムほたるが強キャラ扱いされる事が多い。


ただし、上述したように控え時のヴァイタルソース回復速度が非常に早いので、

ラッシュが強いキャラ×2で組むだけでなく、あえて片方は守りや逃げが強いキャラを起用し、

1人の体力が減ったらチェンジして時間を稼ぐ…など、上級者どうしであれば2on2における戦略性は一応機能している。


オリジナルキャラクター

ユウキ[Yuki]

声 - 緑川光

主人公。連邦政府のエージェント。


アイ[Ai]

声 - 鉄炮塚葉子

本作のヒロイン。連邦政府のエージェント


グッドマン[Goodman]

声 - 中田譲治

※ボスキャラクター(PS2版のみ使用可能)

『バトルコロシアム』を開催した複合企業体「WAREZ」の幹部、そして真のラスボス。

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