夢主

ゆめしゅまたはゆめぬし

夢主とは夢主人公略称であり、名前変換機能などを導入された一次創作の主人公、または二次創作においてユーザーが作品に登場させるオリジナルキャラクターのこと。夢女子が夢主＝女性を前提として使う。

概要

夢主とは、「夢小説（名前変換小説）」やそのイラスト版である「夢絵」、漫画版である「夢漫画」において描かれる一次創作の主人公、または二次創作においてユーザーが版権キャラクターと関連性を持たせるために作り出したオリジナルキャラクターのことを指す。

夢女子が夢主＝女性前提として使う。基本的に夢沼はNL恋愛2次創作をする界隈のためだ。

作者が夢小説の主人公であると定めれば夢主であり、そこに種族や、個性の有無の縛りはない。

男性の夢主は「男主・夢ヒーロー」、女性の夢主は「女主・夢ヒロイン」と呼ばれることもある。

主人公、相手役以外のオリジナルキャラクターはただの「オリジナルキャラクター」と呼ばれることが多く、オリキャラがチョイ役であれば、原作の主人公がそのまま視点役として使われていることが多い（夢扱いはされる）。

当初は、「作者・読者の夢を叶える」というコンセプトの元、名前変換機能を用いて作者・読者からの感情移入を促された創作キャラクターであることが多く、その性質上夢主にも女性が多かったが、夢小説ジャンルが広がるにつれて多彩化し、夢主が男性や人外であるものも増えてきている。

創作内での立ち位置は、作品を描くための舞台装置として モブ同然の最低限の描写 しかなかったり、 創作キャラクターとして強い個性と感情移入を想定してない 場合など様々である。必ずしも作者・読者の 自己投影の為の分身ではない。

また、作者・読者の自己投影の為の分身として描かれているが、一部の読者にそうだと気付かれないケースもある（その為、感情移入を行いやすい設定のガイドラインに倣うのが適切とされる）。

ちなみに、読み方は"ゆめしゅ"と"ゆめぬし"に別れているが、どちらが正解というものもないので、自分に合った読み方をすればいい。

性質上、投稿には専用の棲み分けタグ、もしくは、小説の場合は夢小説タグ・絵や漫画の場合は夢絵・夢漫画タグ（夢小説タグが使われていることも多い）を使用するなど、ジャンルによって適宜対応していくことが望ましい。

夢主単体の絵や、設定メモのみの小説にこのタグが使用されることが多い。

また以下は二次創作の場合のみに該当する。

投稿する際は、「読む人を選ぶ二次創作である」ということを念頭に置く必要がある。

投稿物が完全に創作キャラのみのものではなく、原作の用語・キャラクター名などが使用されている場合、

キャプションやタイトル、表紙へと「原作にオリジナルキャラクターを登場させる創作」であることがわかる一文を添えると親切である。

また、夢主と原作のキャラクターが同時に描かれている絵がある場合は、夢絵タグの投稿マナーも考慮すること。

その上で、ジャンルタグやキャラクター名タグなど必要と思われるタグを判断する。

夢小説、夢絵、夢漫画の主人公であれば夢主に該当する。

上記以外の二次オリとして扱うのであれば（オリ主）を推奨する。

投稿物がどのジャンルに属しているかは、あくまで投稿者の認識や判断に委ねられている。

投稿者には、自分の投稿物が属していると考えるジャンルのタグをつける自由・閲覧者の判断でつけられたタグを外す自由があると同時に、自身の表現活動を第三者から守る為のいわゆる「自己防衛」として、夢主タグを使用する投稿者や、夢用ジャンルタグのみを使用する投稿者も多く存在することも忘れてはならない。