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ソニックライバルズ2の編集履歴

2020-07-01 23:43:26 バージョン

ソニックライバルズ2

そにっくらいばるずつー

2007年11月24日に北米にて発売されたソニックシリーズの一つ。

概要

PSP用ソフトとして発売された『ソニックライバルズ』の続編。

続編ということもあり前作のゲームシステムと雰囲気を継承しながらもステージの一新、ストーリーのフルボイス化、隠し要素の増量などグレードアップしている。プレイヤーキャラクターも前作から増えて合計8人になった。

但し、本作も前作同様に国内では発売されておらず、差別化が難しいと判断されたのか前作で登場していたエミーが唯一リストラされた(尤も前作でもそこまで出番はなかったが)。

前作からの仕様変更

ルール

前作と同様、各ステージを競走してクリアしていくステージクリア型のアクションゲームであるが各ステージのACTが2つから3つに増え、ACT2では競走ではなく、箱庭型のステージで特殊なルールで勝負をすることになる。

・ストーリーモード

キャラクターとステージに応じて勝負形式は自動的に決まる。

・シングルモード

好きな勝負形式を選べる。

ノックアウトライバルに対して攻撃し、リングが0の状態の相手にダメージを与えれば勝ち。ポイント制であり、1回勝つごとに1ポイント貰える。先に規定ポイント先制したほうが最終的に勝利することになる。
キャプチャー・ザ・チャオ相手の陣地にいるチャオをつれて、自分の陣地に来ればよい。ただし、自分の陣地のチャオを相手が連れている状態では相手のチャオを手に入れたことにならない。チャオを連れている状態の相手に攻撃するとチャオを落とすので、それを回収すればチャオを取り返せる。先に規定匹数手に入れたほうの勝ち。
リングバトル一定時間、ひたすらリングを回収する。時間切れになったとき、リングを多く持っていたほうの勝ち。相手に攻撃してリングを奪うことも可能である。
キング・オブ・ザ・ヒルオモチャオが、どこかに移動し、ライトを照らすので、その場所に行くことでポイントがたまる。先に規定ポイント手に入れたほうの勝ち。
タグ先にダメージを受けたキャラクターが爆弾を取り付けられる。相手に攻撃することで、自分の爆弾を相手に取り付けることが出来る。爆弾の制限時間が0になったほうの負け。なお、爆弾の制限時間は何故か自分と相手で独立している。
ラップレース短いコースを競走する。先に規定回数周回したほうの勝ち。

※どの勝負形式でも特殊能力の使用は可能だが、リングバトルとラップレース以外は、シグネイチャーメーターがたまる前に勝負がついてしまうことが多い。

アクション

基本的なシステムは前作とほぼ変わらず、アイテムも前作以上に増えているが特殊能力を使用するために必要なスターが無くなっている。そのかわり、今回はリングを回収するか、ライバルに攻撃することでゲージが貯まっていき、満タンになることで各キャラクターの特殊能力が使用できる。

カード

前作では、ステージクリア時にランダムで(例外もある)1枚カードが貰えていたが、今作では特定の条件を満たすことでステージ終了時(勝敗関係なし)にカードが貰えるようになった。カードによっては、手に入れることでコスチュームチェンジ等の特典がある。前作では3種類のカードの組合せでコスチュームチェンジが出来たが、今回は特定のカードを一枚手に入れるだけでコスチュームチェンジが出来る。ただし、前作のように部位ごとに違うコスチュームをつけることは不可能である。

通信

変更なし。


ストーリー

※各キャラごとにストーリーが若干異なります。

ある日、突然チャオたちの姿が消えた。これがエッグマンの仕業だと悟ったソニックとテイルスは、彼の後を追いかける。しかし、エッグマンはそのことに関して全く知らないと言う。

マスターエメラルドを探しているナックルズとルージュ。

行動を共にしているシャドウとメタルソニック。

そして、エスピオに目を付けられながらもある行動をしているシルバー。


その裏ではエッグマンは、ある異世界の魔物の封印を解こうとしていた・・・・・。


登場キャラクター

※若干ネタバレが含まれています。


プレイヤーキャラ


ソニック・ザ・ヘッジホッグ

今回はテイルスから、チャオがさらわれてしまったという話を聞かされ、テイルスとともに走り出す。

特殊能力は、前作同様『ソニックブーム』。


テイルス”マイルス“パウアー

今回はソニックとともに戦いに参加している。チャオがさらわれてしまったことをソニックに伝え、またエッグマンの仕業だろうと思い、彼とともにエッグマンを追いかける。

テイルスの特殊能力は、『テイルコプター』で一定時間空を飛ぶことができ、名称は異なるもののテイルスお馴染みのヘリテイルと変わらない。


ナックルズ・ザ・エキドゥナ

またもやマスターエメラルドを失ってしまった。

協力を申し出たルージュとともに探しに出かける。マスターエメラルドが無くなったことについて、ソニックからは「聞き飽きた」「そんなことだろうと思った」と呆れられた。

特殊能力は、『ナックルズスラム』に変更され、自分の周囲に炎を発生させることで近くの敵、ライバル、オブジェクトを攻撃できる。


ルージュ・ザ・バット

今回はマスターエメラルドを手に入れるため、珍しくナックルズとコンビを組み、協力してマスターエメラルドを探しに行く。ナックルズと協力しているためか、ルージュがシャドウと戦う、という珍しいシチュエーションが展開される(ちなみに国内作品ではこの展開はない)。

特殊能力は、『バットガード』。自分の周囲にコウモリ型の爆弾を発生させ、前方に投げつけて攻撃できる。


シャドウ・ザ・ヘッジホッグ

今回は、エッグマンの命を受けてやってきたメタルソニックと出会う。メタルソニックを介してエッグマンの協力要請を受け、メタルソニックと共に戦うことになる。

特殊能力は、前作同様『カオスコントロール』である。


メタルソニック

前作は敵及び隠しキャラであったが本作では本格的に主役の一人へと昇格している。

エッグマンの指示でシャドウと協力する。前作同様、無口であるが、エッグマンにとっての通信機としての機能を有しており、メタルソニックを介してエッグマンと会話が出来る。自我が無いように見えるが、エッグマンからの指示が届かない場所でも行動していることから、自分の意思はきちんと持っているようである。シャドウもメタルソニックに対して相棒のように接している。

特殊能力は、前作同様『コピー』。


シルバー・ザ・ヘッジホッグ

新しい平和な未来を作るため、再び現代へとやってくる(ちなみに未来世界は今作の黒幕のせいでまた荒廃している)。

黒幕の邪魔をするため、チャオを盗み始める。この行動によって、カオティクスに目を付けられるハメに。

特殊能力は、前作同様『ESP』。


エスピオ・ザ・カメレオン

エミーを差し置いて久々のプレイヤーキャラ化

今回はカオティクス探偵事務所にチャオ誘拐事件の捜査の依頼が届き、ベクターから「チャオ消滅の手がかりを掴むため、銀色のハリネズミを追え」と指示を受け、シルバーを追跡することになるがシルバーが悪いやつではないことに気づいたためかコンビを組むことになる。

特殊能力は『クロマ・カモ』。一定時間相手から姿が見えなくなり、画面下のディスタンスメーターからエスピオのアイコンが消える(但し、本作のルール上あまり意味がない)。


イベントのみ


Dr.エッグマン

メタルソニックをシャドウの許へと送り、二人に指示を送る。シャドウ&メタルソニックシナリオのみ本物が現れ、メタルソニックと合流したり、シャドウの応援に駆けつけ、かつて、祖父に聞いたイフリートを封印するための扉のスイッチが中にあることを伝えに来る。

なお、いつもは強大な力を狙うが今回はその力が自分でも手におえないことを理解しており、自分が征服する世界を守るため、メタルソニック同様、悪事などは一切しない。


エッグマンネガ

前作と同様、今回も事件の黒幕。今回も現代へとやってきてエッグマンが保管しているジェラルドの資料を盗み、エッグマンに成り済まし悪だくみを始める(そのためソニックのシナリオに出てくるエッグマンはほとんど彼の変装)。

今回もソニック達を苦しめるが、最後に悲劇的な結末が・・・・。


イフリート

異次元世界の「カオティックインフェルノゾーン」に封印されている炎の魔物。「破壊と、魂を一つ拘束する」能力を有する。展開は異なるものの、全キャラクターの最終ステージでラスボスとして立ちはだかることになる。なお、本作のボス戦では、プレイヤーキャラクターかパートナーキャラクターのどちらを操作するか選択できるが、イフリート戦のみ、パートナーキャラクターを選択することはできない。ソニック&テイルスシナリオもしくはナックルズ&ルージュシナリオでは、先述の能力を使ってパートナーキャラを洗脳し、ソニック達を苦しめる。


メタルソニックver. Mach3.0

エッグマンネガが製作したメタルソニックと同型のロボット。形状は同じだが、カラーリングが異なり、黒地に黄をペイントしたような見た目である。特殊能力はメタルソニックと同じ『コピー』であるが、メタルソニックで戦う場合は、双方とも『ソニックブーム』が発動する。原動力がカオスエメラルドではないため、総合能力はオリジナルのメタルソニックに劣り、最終的にシャドウチームもしくはシルバーチームに敗北する。

プレイヤーキャラクターとして使用は不可能だが、メタルソニックのコスチュームチェンジで『mach3.0』を選ぶとメタルソニックver3.0と同じ姿でプレイできる


ソニックゴースト

ソニック&テイルスシナリオに登場する、ソニックと同じ姿をした幽霊。赤い目をしており、不気味な笑い声をあげる。正体は不明。特殊能力は本物のソニックを真似ている為、『ソニックブーム』。プレイヤーキャラクターとしての使用は不可能。


テイルスゴースト

ソニック&テイルスシナリオに登場する、テイルスと同じ姿をした幽霊。赤い目をしており、不気味な笑い声をあげる。正体は不明。特殊能力は本物のテイルスを真似ている為、『テイルコプター』。プレイヤーキャラクターとしての使用は不可能。


ベクター・ザ・クロコダイル

カオティクス探偵事務所の所長。チャオ消失事件の捜査依頼を受け、エスピオに指示を出す。なお、チャーミーは登場しない。


関連イラスト

※募集しています。


余談

  • 本作は『新ソニ』の後に発売されたこともあるのか、もらえるカードにエリスメフィレスのカードが確認されている。
  • メタルソニックが主役になるのは、本作とソニック・ザ・ヘッジホッグ4のみ。
  • 敵に操られるという展開は、後の『ソニックカラーズ』でもあるがソニックが操られるというのは現在のところ本作のみ。
  • ルージュの特殊能力は、おそらく『新ソニ』のアクションを採用したものだと思われる。

関連タグ

ソニック(ゲーム)

ソニックライバルズ:前作

新ソニ:登場キャラ及びもらえるカード。

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