「暴れられても困るからな」
CV:浜添伸也
概要
『進化の家』のジーナス博士によって生み出されたモグラの怪人。
名前の由来はモグラの漢字表記である「土竜」を英語に直訳した「ground dragon」。
外見
モグラをそのまま直立二足歩行させたような姿をしている。身長はサイタマの腰当たりくらいまでなので、おおよそ1m前後だと思われる。
モグラにしては手足や首がすらっとしたスマートなデザインで、逆に鼻は通常のモグラと比べて少々低く丸い。モグラらしく鋭い爪を持ち、また目つきも鋭い。
胴体に漢字で「土竜」と書かれているのも特徴。
性格
獣王には「よくやった」と少々見下ろされるような態度を取られているが、グランドドラゴン本人はタメ口で接しており、明確な上下関係は意識していない模様。
戦闘では獣王との実力差を意識してか、自ら攻撃を行うようなことはせずサポートに徹するなど、比較的冷静な素振りを見せる。それでも初見ではサイタマと獣王の戦力差を正しく把握することはできなかったようで、獣王が敗れた際にはビビッて即座に撤退を選んだ。
能力
モグラの怪人だけあり、手足の爪をフル活用して地中を高速で掘り進む能力を持つ。
本来のモグラは非常にゆっくりとしたスピードでしか穴を掘ることはできないが、そこは『進化の家』の怪人、土だろうとコンクリートだろうと驚異的な掘削スピードを披露している。
優れた穴掘りの能力に起因するのか、不意を突いてサイタマを首まで地面に引きずり込むという、よくよく考えればかなりのパワーを発揮している。まあ直後に抜け出されてしまったが。
動向
ジーナス博士の指令を受け、アーマードゴリラや獣王らと共にサイタマの捕獲にやってくる。自身は地中からサイタマを捕縛する役割だったようだが、直後に抜け出されてしまい、更に獣王も倒されてしまう。
身の危険を感じて即座に地中深くに逃げ込むが、独壇場であるハズの地中でサイタマに追い付かれてしまい万事休す。地上まで吹き飛ばされてしまった。
その後の正確な生死は不明だが、ビルの壁に叩きつけられて血をぶちまけている姿が確認されている。運が良ければ生存しているだろうか。