「NSNSNS…くっつくNN、離れるN とN…。アンタも、このワタシの魔法の磁力を、信じるでガウスか?」
「五月蠅ァい!愛の力でくっ付き合う親子なんて、ペッ!反吐が出るッ!くっ付く力は磁力の力だけでいいんでガウスよ!」
「磁力だァァッ!」
CV/演: 赤星昇一郎
登場話:第11話「磁石でガウス!」
概要
頭部がU字磁石そのままなゴーマ怪人で、人間態は胡散臭すぎる見た目の黒づくめの神父。対象に「N」や「S」を付けることで磁石のように強制的に引き離したりくっつけたりすることができる。また、磁石と磁力を武器とする「磁力拳」の達人でもある。
人間の絆を唾棄すべきものとして忌み、引き合う力として磁力のみを崇拝する磁力狂信者。自らの能力で、愛する関係を引き離すことで人間を混乱の最中で助けることすらできぬ状況を創り出し、絶望の末に死亡させるという凶悪な作戦を展開した。
活躍
上記のセリフで視聴者に問いかけながら現れるという他にない登場方法を披露した後、通りがかったカップルにNとNを付けて引き離し、さらに既にNをつけられた将児と彼の片思い相手・なつみ、公園にいた多くの人間を無機物に引き寄せたり親子関係を引き離したりして絶望させる。
その後ホウオウレンジャーとテンマレンジャーを怪人態で迎撃し、既に磁石と化しているテンマを手玉に取り、磁力拳超伝導竜巻で攻撃して変身解除させる程のダメージを与えて勝ち逃げする。
その後、工場にて人々を磁石化させて弄んでいる所にダイレンジャーが駆け付け、彼らの変身を呑気に「格好いい」と称して迎撃。磁力拳超伝導竜巻で再度攻撃するも、「磁力を逆に利用せよ」という嘉挧の言葉を思い出したテンマレンジャーの繰り出す「リニア拳・中央新幹線」を喰らい大ダメージを負い、人々の磁石化も解けてしまう。
その後巨大化爆弾を起爆させ巨大化する。
「馬蹄磁石でバテぇバテぇにしてやるでガウス!!」と大連王に磁力攻撃を浴びせるも、気力によって磁石を破壊され、最期は大王剣・疾風怒濤を喰らい爆散した。(その際「バテぇなかったのね~!」と叫んでいる)
余談
演じた赤星氏は次回作『忍者戦隊カクレンジャー』にて妖怪カッパの役も担当し、怪人以外では『超力戦隊オーレンジャー』の辺名小太郎博士の役も演じた。
関連タグ
マグダス、磁石忍者ジシャックモ、ジシャクナゲンゴロウ、ジシャクバンキ/デンジシャクバンキ、ジシャクロイド:歴代の磁石モチーフの後輩。