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空モモラストショックの編集履歴

2020-07-13 19:15:49 バージョン

空モモラストショック

そらももらすとしょっく

空モモラストショックとは空モモ第一部の最終展開と、第二部の最終回で起きた出来事の事である。

概要

空モモラストショックとは空モモ第一部の最終展開となった第42話から第46話の出来事と、第二部最終回で起きた出来事である。特に前者は当時の子供達やアニメファンに大きなショックを与えた。

発端

空モモは当初全52回の放送予定だったが、玩具の売上不振で全42話への短縮打ち切りが一度は決まる。その第42話の内容をスタッフが核戦争で地球が滅亡すると言った為に当時の担当局だったテレビ東京とスポンサーのバンダイがビビり、代理店PDとの交渉の結果、第46話迄の延長となる。そして、その最終5話は様々な展開を見せた。

(以下ネタバレ注意!)

第一部最終5話あらすじ

第42話「間違いだらけの大作戦」

「猫が死んだ」が核戦争作戦の暗号だった為、その国の国防省が核戦争開始と誤認し、核戦争を引き起こそうとするが、爆弾技術士に変身したモモの活躍で核戦争は阻止され、ペンダントが輝いたのもこれが最後になった。

第43話「いつか王子さまが」

ある俳優の夢を叶える為にモモは魔法を使うが、モモの魔法では他人の夢は叶えられない事が判明する。ラストシーンの「SOME DAY SOME TIME」は名言で名場面と言える。

第44話「天使が降ってきた」

翼を失った天使がモモの家に迷い込み、モモは外科医に変身し天使を治そうとする。そして、モモの義母に本物の子供が出来た受胎告知を受ける。

第45話「魔法が消えた日」

ある日、空モモの魔法が暴走し、魔法を失ったモモは普通の人間となる。

第46話「夢のフェナリナーサ」

普通の人間となった空モモは日常生活を送るも、学校の帰り道で玩具屋のトラックに轢かれ生涯を終える。

意識体となった空モモは実母からフェナリナーサに戻ったらもう一度体を与えると言うが、空モモ地球の人間になる事を望み、里親の実子に転生する。


処が、この第46話製作中に何と1クールの放送延長が決まり、困ったスタッフは思慮の末ある展開にする事で落とし所を付ける。なお、空モモの事故死の真意は「現実の諸問題から逃避せず向き合って欲しい」と言う意味だった。

(またもやネタバレ注意!)

第2部あらすじ、及び結末

死亡した筈の空モモが何故か人助けを続ける中、世界は得体の知れない悪夢に吞まれていく。そして、悪夢は空モモに絶望を煽るが、空モモは勇気を出し悪夢と対決、そして勝利するが…。

実は全て人間の赤子になった空モモの夢の中の出来事だった。

そして10年後、空モモ海モモと出会い、海モモの人生に大きな影響を与える。


もしも、打ち切りや延長も無く予定通り放送されていたら?

予定通り完全放送されていたら、上記の第二部の結末に準拠した展開になる予定だった。

終盤、地球を支配する悪夢に地球は覆われ、空モモはお供と共に戦いを挑む。その悪夢に空モモは勝利するも魔法を使い果たし、1000年の眠りに就き、その夢の中でフェナリナーサ降臨を夢見る。と言う結末で、何れにせよフェナリナーサは降臨しない結末だった。

本作の原作となった演劇「フィナリナーサから来た男」でも、フィナリナーサから来た男も現実を変える事が出来ず、何処へと去る結末だった。


余談

民田直(当時みんだ☆なお)がこの事を茶化したパロディー漫画魔法帝国では、何とフェナリナーサを「1999年7月の恐怖の大王」に例え、「地球人類の平和と幸福には魔法による統治が必要」と言う形で落とし所を付けた。



関連イラスト


関連タグ

空モモ

セーラームーン無印ラストショック 空モモラストショックから丁度10年後に発生。これも衝撃的な展開で視聴者を落胆させた

勇者特急マイトガイン これも最終回とエンディングの場面で視聴者に衝撃を与えた

魔法帝国 民田直原作のパロディー漫画で、空モモのバッドアンサーと言える作品


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打ち切り 放送延長 交通事故 夢オチ

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