HEART(ウルトラマンネオス)
はーと
概要
国際防衛機構『DJ』(DEFENSE JURISDICTIONの略)の総本部の中から特に優れたメンバーから編成された生え抜きの特捜チームで、ダークマターの影響で地球に起きた様々なアンバランス現象=怪事件や難事件に対処すべく編成された。
なお、『DJ』の総本部が日本に設営されているという理由からHEARTは日本政府の内閣情報局の管理下にあるのだが、日本以外にも北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オーストラリアにも支部があるらしい。
ちなみに母体となっている『DJ』については本編ではなぜか一切触れられていない。
構成員
主人公。詳しくは該当記事を参照されたし。
ミナト・ゴンパチ
HEARTの隊長を務める自衛隊特殊戦略部隊出身の戦闘のプロフェッショナル。
寡黙で堅物の様な人物だが、任務終了後、部下に寿司を奢るなど太っ腹な一面を持つ。
ちなみに(演じている人物が人物だけに)かつて帝都を滅ぼそうとした陸軍将校にそっくりだが、全くの別人というのは言うまでもない。
ウエマツ・ヒロノブ
HEARTのサブリーダーを務める元警視庁特別機動捜査隊隊員を務めていた警察官のエリート。
真面目な性格で射撃の名手でもある。
ヒノ・タカヨシ
HEARTのメカニックを担当するロボット工学の権威である天才肌のムードメーカー。
自身の開発したメカには絶対の自信を持っており調子に乗りやすい所もあるが、仕事に対する責任感や仲間意識は人一倍強い。
ちなみに実家は蕎麦屋を営んでいる。
ハヤミ・ナナ
心臓外科を専門としている医学博士にしてDNA研究の第一人者でもある女性隊員。
その為に命の尊さを誰よりも理解している。
ちなみに最終話でカグラがネオスではないかと直感で気づいた人物だったりする。
キタバヤシ・アユミ
HEARTでのコンピーター操作や通信係を務めるコンピューターの天才。
帰国女子の為、英語を初めとする7ヶ国語をマスターしている。
主なメカニック
HEARTダイヴァーズガン
HEART隊員の標準装備である小型スーパーガン。
通常はレーザー光線銃として機能するが、アタッチメントの交換で火炎銃や熱線銃にもなり、さらには45口径弾丸・小型ミサイル弾・麻酔弾・小型発信器弾の発射も可能となる。
ヒートブラスター
高熱弾を発射するバズーカで、アタッチメントの交換で火炎放射器や対象を麻痺させる光線銃としても使える。
HEART-POP
モニターと小型カメラが組み込まれた腕時計型通信機。
周囲の映像から物質などの分析が出来る。
サクテッキ
ヒノ隊員が使用した探知機で阿賀鉱山で発生した怪音を分析した。
ハートワーマー
HEATRTの移動司令部としても活躍する大型戦闘機。
指令室には本機を自動操縦できる高性能コンピューターや高性能分析装置『HRT』を搭載しており、そのほかにもハートビーター等の車両の輸送や宇宙航行、両翼端の可変ノズルにより垂直・短距離離着陸のまで可能という移動要塞としての側面も持つ。
機体下部から発射される『フォーマットミサイル』で武装されている。
ハートウィナー
2名が搭乗出来る小型高性能多目的戦闘機で、本部に2機配備されており、戦闘・爆撃・偵察・哨戒と多目的任務をこなすことが出来る。
主な武装はレーザービーム砲のカリシア砲と左右に2門ずつ備わっている5つの砲口の機関砲、機首先端のレーザー砲で、状況に合わせて各種ミサイルも搭載が可能である。
ハートビーターRX
パトロール用の超高速4WDで、大規模な爆発や炎にも耐えうる頑丈な作りとなっている。
なお、武装はされていないが高性能センサーや分析装置が搭載されている。
ハートビーターSX
2名搭乗型のパトロール用特殊拘束4WD。
オン・オフロード問わず走破する事ができ、運転席の計器を操作して窓にシャッターを下ろし、低高度をホバー飛行出来るディフェンシブモードへと変形する事も可能。
また、ハートビーターRXと違ってルーフ部の収納可能なビーム砲のミディアン砲と、バンパー部の小口径レーザーガンで武装されている。
HEARTラナー
パイロット版に登場する青いカラーリングが特徴のV-TOL機。
機関砲を装備しているが、ビデオ版には未登場。
未登場メカ
作中で未登場になったメカとして多目的へリ「GJ」、水中での作戦行動に使用される潜航艇「ターボットSS号」、スーパーオートバイ「ソクイード555」(ゴーゴーゴー)、地底探査用タンク「ダッキー」などがある。
余談
パイロットフィルムでは地球防衛軍『GSG』の組織という設定だったが、出撃後僅か2分で全滅してしまうという前代未聞の事態に陥ったらしい。