曖昧さ回避
- 長谷川裕一の漫画『マップス』に登場する人物については「ザザーン・クロマミス」を参照。
データ
別名: | ヘドロ怪獣 |
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身長: | 50メートル |
体重: | 1万2,000トン |
出身地: | 東京湾 |
第1話「怪獣総進撃」に登場
概要
東京湾に出現した怪獣で、全身は海藻に包まれ、その下は猛毒のヘドロが詰まっている。口からは高濃度の炭酸ガスを撒き散らし、足からヘドロを滴らせ、あらゆる生物を殺傷できる(設定では)。また、ミサイルを弾き返すほど頑丈な皮膚(設定では)を持ち、そのパワーは戦艦をも水中に引きずり込んでしまうらしい(設定では)。また海底では30km先または1万m先の視界を確保、おまけに泳ぐスピードは69kmあるらしいが、明らかに水の抵抗が強そうな外見のせいでそうは見えないし、乾燥が弱点だという…なんのために浮上してきたんだコイツ…。
ちなみに好物はヘドロ。
突如東京湾にタッコングと共に現れ、街を破壊しながら激しく格闘戦を行った。途中出動してきたMATのミサイル攻撃をうけながらもタッコングと戦い、最終的には体当たりを受けて死亡する。
余談
ザザーンを倒したタッコングは、体型的に手が使えず、体当たりと噛みつきしか出来無いような格闘戦には全く向いてない怪獣であり、対してザザーンは二足歩行で格闘戦に於いては圧倒的に有利だったにも関わらず体当たりで倒されてしまった。
…MATだけでも倒せたかもしれない。
その残念っぷりは『怪獣音頭』においてもネタにされており、「なんにもできない おひとよし」「いつもないてる よわいやつ」などと言われている。
本編放映の少し後に公開されたある映画にやはりヘドロ怪獣が登場したのだが、そちらは(その当時での)史上最強の呼び声も高かっただけに、余計ザザーンのヘタレ振りが際立ってしまうのは否めない。
ちなみに2019年の『ウルトラマンタイガ』の第22話には『帰マン』第1話に登場した3体の怪獣の内、タッコングとそれに加えてアーストロンがその強化版とも言うべきギーストロンとして再登場を果たしたのだが、その中でこのザザーンは残念ながら復活することはなかった。
ただ、両者とも『帰マン』時代の同族および原種とは別物レベルでパワーアップしていたため、仮にザザーンも出てどちらかと戦ったとしても(こっちも何のテコ入れがなかったのなら)結局は瞬殺されていたかもしれないが。
デザイン段階ではヘドラという名称だった。
どのようにして誕生したかについては諸説あるが、特性や出身地から公害が関係している事はほぼ確定のようである。いわゆる環境汚染による突然変異だったのだろうか?