概要
本名:坂野賢一
1967年1月16日生まれ AB型
爆笑オンエアバトルなどに出演し、「ゲッツ!アンドターン」で人気を博した。
しばしば「一発屋」扱いされるが、単に全国区のテレビであまり見かけなくなっただけであり、地方の営業やCMなどテレビ以外の出演で儲かっているため生活安泰である。
また、アンサイクロペディアの住人に愛される数少ない芸人でもある。
サンミュージックの救世主
サンミュージックのお笑い部門「サンミュージックGET」は開設当初、赤字続きで存続が危ぶまれていた。
しかし、2003年にダンディがマツモトキヨシのCMに抜擢されブレイクを果たしたことでお笑い部門は儲かるようになり、TV局とのパイプもできた。
その結果お笑い部門は存続が決定、現在に至る(この一件により、ダンディは古参の所属芸人たちからも感謝され、一目置かれるようになったとか)。
つまり、ダンディがいなければ髭男爵も鳥居みゆきも小島よしおもメイプル超合金もいなかったのである。
なお、上記の顔ぶれを見ればわかる通り、現在の「サンミュージックGET」は(良い意味で)いろいろと濃く、また一発屋と見せかけて、細く長く愛されるしぶとく強かな芸人が多い傾向がある(小島よしおいわく「キワモノばっかりが集まってくる」)。
CMタレント化
実は2012年タレントCM起用社数ランキングでお笑い芸人として唯一ランクインしている。→証拠
当時すでにブームが過ぎて久しく、これといって新ネタや再燃などでブームになったわけでもないのに、旬であろうCOWCOW(多田がR-1優勝&あたりまえ体操でブレイク)やスギちゃん(流行語大賞獲得)を差し置いてランクインしたため、ゲンダイネットに「ダンディ坂野 CMで売れっ子のナゾ」という記事まで書かれてしまった。
ちなみに、内村さまぁ~ずに出演時もCM契約数の多さから「こいつ順風満帆だぞ」と突っ込まれていた。なにせ収入の半分がCMのギャラだったのである。テロップに「成し得た人」と表示されるのも頷ける。
ゲッツ契約
2015年に『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』がアニメ化される事が発表されたのだが、タイトルそのままでは放送コードに引っ掛かるという関係で、『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツ♡された件』に変更。
マクドナルドとの関係
上京してから10年ほどはマクドナルドでアルバイトをしていて「スウィング・マネージャー(商品やスタッフなどの管理業務までを行うポジション)」まで昇進、芸人として売れるまで続いた。
2016年にはチキンマックナゲットのキャンペーンキャラクター「怪盗ナゲッツ」として登場(セリフも「ゲッツ!アンドターン」から「怪盗ナゲッツ!アンドターン」にリメイク)、2017年には子供版「怪盗チビナゲッツ」も登場した。
スーパー戦隊シリーズでも出演
特捜戦隊デカレンジャーにて、アリエナイザー(同作における怪人)オズチュウ星人イーアルの人間体及び声として本人そのままの芸風で出演。
各所で「ゲッツ!」を乱発し、断末魔も「ゲッツ・ゲッツ・ゲ~ッツ」と実質完全にネタをやっていた。
ちなみに似たような例としては、後年の炎神戦隊ゴーオンジャーにて、エド・はるみが演じたダウンジングバンキ並びにアントキの猪木が演じたスプレーバンキなどがある。
東京メトロ「OFF PEAK PROJECT」への起用
慢性的かつ殺人的な混雑で知られる東京メトロ東西線の混雑緩和運動の一環として、時間差通勤を啓蒙する「東西線OFF PEAK PROJECT」のポスターに後輩である小島よしおと共に起用され、「ピークを知る男。」という自虐ネタも含んだユーモラスなキャッチコピーで話題となった。
とはいえ、このポスターはダンディ・小島共に普段の芸風とはうって変わった、とても上品でお洒落な服装でばっちりキメており、とりわけダンディはシックなスーツ姿が普通に格好良いため、「ダンディなダンディ(坂野)」と賞賛されている。
関連項目
一発屋…本人も認めており、自らネタにすることも。