「攻撃、メカクローン!」
CV:無し
概要
大幹部であるビッグスリーの上記の掛け声と共に出現し、行進時には全員揃った動きをする。
銀色の仮面の下には醜いメカの顔が隠されており、斧状の剣と銃で武装しているが、バイオマンのバイオスーツには通じない。それなりに高性能のロボットであり、メラージュ戦闘機の操縦も担う。
人間に化けて破壊工作を行うが、グリーンツーの超電子スコープとブルースリーの超電子イヤーで簡単に見破ることができる。
メカの顔には銀色のものと黒のものがあり、メカ人間ジョーイやプリンスの素顔も黒いタイプである。
余談
『百化繚乱[上之巻]』のデザイン画を見ると、その段階では「ファイトノイド」という名称だった。また、初期企画だとメカノイド兵士とも呼ばれていた模様。
デザインを担当した出渕裕氏は『百化繚乱[上之巻]』にて、「デザイン面では『スーパーロボットレッドバロン』のメカロボ(同作の前半の敵組織「鉄面党」の戦闘員・デザインは戦隊怪人デザインの先輩野口竜氏)の影響を強く受けている」とコメントしている。
コメントによるとJACメンバーに気に入れられて、メカクローンを演じたがる人が多くてうれしかったとのこと。
サイゴーンの強化タイプのデスビーム使用時の顔はメカクローンのマスクを改造したもので、メカの顔は「時空戦士スピルバン」のキンクロンの素顔に、残骸は「超人機メタルダー」で戦闘ロボット軍団の修理工場の残骸に使用されている。
撮影終了後、出渕裕氏はマスクをいくつか譲り受け、知人の自主制作映画や記念撮影に使用している。