「それが立派な大人のやることかよ!」
演:松大航也
概要
「GARO VERSUSROAD」の主人公。
不自由ない毎日を送る大学生だが、突然家に届いたVRグラスを掛けたことでゲーム「牙狼VR」に参加。
他のプレイヤーの陰我を目の当たりにしながらもゲームに挑んでいくことになる。
人物像
正義感が強く、困っている人がいると放っておけないお人好し。星合翔李は彼の小学校時代からの幼馴染で大学に行かずゲーセンに入り浸る彼を気にかけている。この性格はゲーム内でも発揮され、敵同士であるはずの他プレイヤーを自身の危険も顧みず助け出すこともしばしば。
また趣味でボクシングを習っており戦闘技能はかなりのモノだが、進んで暴力に身を投じようとはせず、力を振るうのは翔李の危機など止む負えない状況のみ。しかし一度血が上ると、好戦的になる一面もある。
2回戦にて望めば形を変える結晶型アイテムがプレイヤー全員に支給された際、彼のモノは魔戒剣のような剣(後にデザインは星合との思い出のキーホルダーが元であることが発覚した。)に変化した。
3回戦
2回戦まで何とか勝ち進んだ空遠と星合。しかし意図的にプレイヤー同士を争わせるよう仕向けるゲームの異常さを感じ取った星合は棄権を提案するが、空遠は棄権を躊躇い、結局二人は3回戦に出場する。
3回戦「残存プレイヤーが8人になるまで殺しあえ」が開始。このゲームの真実を知らされ、生き残るべく殺しあうプレイヤーたちを目の当たりにし、(事前に伽堂アザミの介入もあって)疑心暗鬼になった空遠は戦いを止めようとする星合に苛立ちをぶつけてしまう。
…が、その直後なんと星合にNPCホラーが憑依、彼を斬らねばならない状況に。消えゆく意識の中助けを求める星合、そんな彼を斬れない空遠。やがてホラーに乗っ取られた星合は最期の力を振り絞り、自爆した…
金色のCOUNTER―4回戦
星合の死から立ち直れずにいた空遠は、煮え切らない態度に業を煮やした天羽涼介に叱咤されてしまう。星合の死を無駄にしないために、覚悟を決めろと。
戦いの最中、魔剣によって屍人と化してなお拳を交える奏風大と天羽の死闘を目の当たりにした空遠は、同じく屍人と化し猛威を振るう日向蓮に、意を決し魔剣を突き立て、金色の光と共に日向を斃した。
日向退場によって4回戦は終了。現れた朱伽に空遠は犠牲のもとに成り立つガロという存在を否定。この非道なゲームを終わらせる決意の下、空遠は決勝戦に挑む――。
関連タグ
遂に黄金騎士に
決勝戦。残るプレイヤーが彼と天羽涼介になり、壮絶な一騎打ちの末一度は殺しかけるが最後まで殺し合いを躊躇い自分の勝利を宣言する。が、状況を良しとしない葉霧宵刹が直接介入、天羽を殺害された事で怒り、結果的にベイルを完成してしまい牙狼の鎧が破壊されてしまった。
だがそれでも起きてしまった悲しみの連鎖を断つべくベイルの前に立った時、どこからともなく牙狼剣が出現。英霊と思わしき声によって剣を抜くよう導かれ、剣を引き抜いて牙狼を復活させた。
ベイルとの決着をつけた後は人として生きるべく血濡れの牙狼剣を置いて、どこまでも広がる雪原に何処へともなく去っていった。