「邪魔をするな。」
演:勇翔(BOYSANDMEN)
概要
「GARO VERSUSROAD」の登場人物。
バー「Meteor」のマスター。彼もまた店に届いたVRグラスを掛けたことでVRゲーム「牙狼VR」に身を投じていく。
人物像
誰ともつるまない寡黙な一匹狼だが、頼まれればどんな人間だろうと守る…といえば聞こえはいいが、奏風大より「殴ることでしか満たされない欲求不満」と評されるように、実際は縛られることを嫌い、敵対者へ一切の容赦を持たない好戦的な男で、誰も勝てないNPCホラーに果敢に挑むほど血の気が多い。
しかし似た者同士の奏風と比べると常識的で、私生活ではコテラという犬を飼っている。4回戦にて星合の一件で立ち直れずにいた空遠を叱咤激励するなど、熱血漢な一面も持つ。
「不死身の天羽」の異名を持ち、複数対一という不利な状況をものともしないほど戦闘能力は高い。ヤクザ・半グレ集団から戦力として勧誘されているが、その都度「興味ない」と一蹴している。
2回戦以降は手甲を装備。体一つでぶつかっていく彼の拘りを具現化したものと言えるかもしれない。
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決闘の末
己の誇りのため決勝戦まで勝ち残った天羽は、香月貴音と対決。圧倒的なパワーを持ってねじ伏せると、南雲の死を看取った空遠と対峙する。
互いに友を失い、確かな戦う意味を持つ者同士。憎しみからではない、胸に灯る炎のままぶつかり合った末、天羽は地に伏した。
完全な勝利のため剣を振り上げる空遠。天羽は目を閉じ、切り裂かれるのを待ったが、空遠は天羽を斬らなかった。最初こそ悔しさに叫んだ天羽だが、最後まで「誰も殺さない」という信条を破らなかった空遠を心で認めたのか、その身から陰我が出なかった。
が、そこに葉霧宵刹が乱入。空遠を蹂躙する彼に這う這うの体でしがみつくが、空遠から陰我を放出させるための見せしめに首を斬られ殺された。
「泣くな…生きろ。」
彼の死によって空遠の怒りは爆発。暗黒の鎧が完成し、物語は最終局面へ――。