概要
アルフェルド・ガーダインの専用機としてLBX管理機構「オメガダイン」が開発したLBXであり、アーマーフレームのタイプはブロウラーフレーム。
白と青を基調としたカラーリングであり、イフリート同様、通常のLBXより一回り大きい体躯を誇る。
オメガダインの技術を総結集して作られており、ガーダイン曰く「完全なる機体」との事。そこに風摩キリトのデクーOZから強奪したAI「パーフェクトブレイン」を搭載する事で「究極の機体」となり、LBXのひとつの完成形となった。
また、特殊モードの「ギガボルテックモード」を搭載。使用時は機体が青白い稲妻を纏った状態となり、ゲーム版では相手の雷属性攻撃を無効化する。
基本装備は状況に応じて変形する「ケラブノス」。各形態ごとの名称は、槍「雷神槍ケラブノス」、剣「雷神剣ケラブノス」、ハンマー「雷神槌ケラブノス」。プラモデルでは、パーツの組み換えで各形態を再現可能(ただし、雷神槌はリミテッドクリアバージョンのみ)となっている。
また、ゲーム版では、まだマルチギミックサックが実装されていなかった事もあってか、三形態がそれぞれ個別の武器として登場している(もっとも、『ウォーズ』においても統合される事は無かったが)。
必殺ファンクションは、全身から高威力の電撃を放つ「GOD(ゴッド)ネメシス」。ミネルバ改を一撃でブレイクオーバーさせる程の威力を誇る。
作中での活躍
圧倒的性能でバン達を退け、軍事衛星「パラダイス」のメインレーザー発射までの時間を稼ぐが、協力関係にあったDr.マミー(檜山真実)がガーダインを裏切り、パラダイスとゼウスのコントロールを奪う。
そして、改めてバン達と戦う事になる。
一度は撃破されるも、アダムとイブによって再びコントロールされ、キラードロイド・ペガサスに騎乗して再度バン達と戦う事になる(作中では、ペガサスに騎乗した際の姿を「ゼウス・デストロイモード」と称していた)。
漫画版でも登場しており、こちらではペガサスとの合体も無く、最後までガーダインの機体としてバン達と戦った。
ただの槍の一振りですら必殺ファンクションと見まごう程の力を見せつけ、バン達を圧倒するが、最後はバンの機転によって動きを封じられ、そのままイカロス・ゼロの必殺ファンクション「メテオブレイカー」で真っ二つにされた。
そして、ゼウスと共にディテクターの野望は絶たれた。筈だったが………。