概要
DM-12で初登場した大型種族。フェニックス・ライフとメテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァを除き全てのが進化クリーチャーである。
ドラゴンなどと同じくデュエル・マスターズの花形種族の1つであり、背景ストーリー上でも重要な存在。レアリティの高いものが高く、総じてド派手な能力を持つ。
特に、全てのシールドを吹き飛ばす「ワールド・ブレイカー」を持つ「超神星アポロヌス・ドラゲリオン」と、デュエルマスターズ初の特殊勝利効果を持った「究極銀河ユニバース」は有名で、漫画においてもそれぞれザキラ、エスメラルダの切り札として登場している。
当初は名前の通り不死鳥(Phoenix)をモチーフとした姿形をしていたが、不死鳥編では惑星を主題にした抽象的な造形になっている。
命名ルールは、不死鳥型は漢字の冠詞の後に「~・フェニックス」、惑星型は、小型の「~彗星アステロイド・~」、大型の「超神星(惑星や天体に関連する言葉)・~」などが代表的。
エキスパンションやサイクルによってまちまちであり、これに当てはまらないものも多い。
なお、不死鳥編以降の大型フェニックス(超神星)はイラスト枠が特別なものとなっており、小型や聖拳編のフェニックスも再録されるに従って枠の統一が進んでいるようである。
背景ストーリーでの扱い
聖拳編
自然文明の秘境、全生命の源である仙界から目覚めた、「星の命の炎が輝く時」に復活するとされた「封じられた魂」、5体の「王」のうち、太陽王ソウル・フェニックス(上イラスト)、暗黒王デス・フェニックスの2体と、
仙界において発生した大噴火の噴火口より炎を纏って現れた、居るはずの無かった「第六の王」である龍炎凰エターナル・フェニックスが該当する。
不死鳥編
ユニバースと呼ばれる「時空の裂け目」から飛来した超生命体。
圧倒的なまでの強さを持つ彼らに5大種族は全く為す術を持たず、世界はフェニックスによって完全に支配されてしまう。
超神星ブラックホール・サナトスと、超神星ビッグバン・アナスタシスの時の流れさえ歪めるほどの凄まじい戦いの末に、二体のフェニックスは光となって消滅。その光は世界中に散っていき、そして他のフェニックスたちまでもがそれに続いて、その姿を消していった。
聖拳編では「第六の王」エターナル・フェニックス がデス・フェニックスおよびソウル・フェニックスを含む五体の王全てを倒し、自身も仙界に還ったことで事実上絶滅。
不死鳥編では希望と絶望の二体のフェニックスの戦いにより、他のフェニックス達も消滅。続く極神編の序盤でゴッド及びロスト・クルセイダーによる「神世界創生」の一環として数少ない生き残りも粛清され、「双流星キリン・レガシー」を最後に絶滅した。