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衛星のターゲイトの編集履歴

2020-08-17 18:51:01 バージョン

衛星のターゲイト

えいせいのたーげいと

衛星のターゲイトとは『天装戦隊ゴセイジャー』に登場する怪人で、ウォースターの幹部である。

「腑抜けのブレドランデレプタとは違う。俺様は、いずれ宇宙を支配する! 」

CV:稲田徹、スーツアクター:大林勝

データ

出身星:スアイラゴ星

特技:空間に歪みを作り出す

任務:ウォースター幹部としてゴセイジャーの抹殺と地球の破壊

趣味:空間コーディネート


概要

惑星のモンスドレイクがゴセイジャーを抹殺し、地球を破壊すべく招集したウォースターの幹部のスアイラゴ星人。


左腕の巨大な角に備わった器官から特殊な電磁波を発生させる事で、空間に不思議な歪みを作る能力を持つ。こうして発生した異空間に飲み込まれたが最後、2度と元の場所に戻る事は出来ない。戻れるとしたらそれはターゲイトが死んだ時だけと言う点が非常に残酷である。

戦闘でもこの能力は大いに役立ち、自らの手で発生させた歪みを自らが通る事によって空間を瞬間移動すると言う芸当が可能。普段はドレイクが粗方しゃぶり尽くした星の残党を掃討する役目を担っている。


ドレイクから招集を受ければ、例え銀河の果てからでも即座に駆け付け、その障害を歪みの向こうに排除する忠実なアサシンである。「衛星」と言う異名も、惑星の如きドレイクと言う主君の傍らで付き従う姿勢に由来している。また、ドレイクに従順な一方で彼の右腕の座を狙う野心家でもある。


空間操作の能力だけかと思いきやそこは幹部。左腕の角からは斬撃や光線を繰り出し、更にはそれまで一撃必殺の技だったゴセイダイナミックを正面から受けて立っていられる等パワー、技量、タフネスとどれを取っても幹部の名に恥じない一級品であり、ドレイクの右腕の座を狙うだけあって己の実力に対して強い自信を持つ。


劇中での活躍

前回デレプタが倒された事を受けたドレイクによって招集。専用の宇宙船に乗って駆け付けてドレイクに謁見する。「で、一体何があったのですか?この様な辺境の星で」と尋ね、デレプタが倒された事を知ると、直ぐ横にいたブレドランから「全て、忌々しい護星天使の仕業」と聞かされる。

だが、それを受けてターゲイトは「ハッハッハッハ!中々面白い!」と不敵に笑い、更にこう発言した。


「つまり、この星を俺様が叩き潰せばドレイク様の右腕の座を手に入れる事が出来る。そう言う事でしょう?」


ウォースターの主だった顔触れを次々と倒されて切羽詰まった状況だと言うのに、それをドレイクの右腕になれるチャンスと捉えるターゲイト。その大胆不敵な言葉に対してドレイクは同じく「フッフッフ……相変わらず生意気な奴だ…!」と鷹揚に返す。だが、そんな遣り取りを傍からブレドランは苦虫を噛み潰した様な表情で眺めるだけだった。


そうして出撃したターゲイトは地球の生命を根絶やしにすべく、持ち前の能力によって街中の建物を次々と空間の歪みに引きずり込んで行く。

そこへ駆け付けたイエローが「覚悟しなさい!」と啖呵を切ると、ターゲイトは「ハハハハハハハッ!俺様を誰だと思っている?衛星のターゲイト!次代のウォースターを担う者だ!! 」と相変わらず不敵にそう名乗る。

これに対して「何だろうと関係無い!」と立ち向かうイエローだが、共に駆け付けたブルーから「待て! 迂闊に近づくな!」と制止され、そのまま敵を目の前に互いの考えの違いから口論となってしまう。


「まさかな。こんな奴等にデレプタがやられるとは……フン! 俺様の前から消え失せろ!」


そんな2人の様子からデレプタの敗北が信じられないターゲイトは、隙を突いて2人を空間の歪みに隔離。遅れて駆け付けた残りの3人だが、イエロー達が2度と戻って来れないと聞かされた事を受け、妹を想う余り無策で飛び掛かって来たブラックを一蹴し、そのまま変身解除に追い込んでしまう。そして上記の台詞と共に「さぁッ!お前達もさっさとあいつ等の元へ行け!!」と3人も空間の歪みに隔離しようとするも、体勢を立て直しを図るレッドの手で撤退される。


「逃げたか。もう少しやるかと期待していたのだがな。フンッ!さて、続きと行くか!」


そう言って再び地球消滅作戦の為に街のビルを消滅させて行くターゲイトだったが、そこへ体勢を立て直した3人が登場。再び立ち塞がる彼らに対し、ターゲイトはゴセイウェポンを弾き飛ばし、瞬間移動の能力で圧倒。変身解除にまで追い遣り、そのままアラタに止めを刺そうとする。だが、異空間に囚われていたモネの行動によって空間の歪みの入り口を見極めたハイドがプレッシャワーで入り口をこじ開け、そのまま水流に乗って脱出。ゴセイチェンジと共にダブルパンチをターゲイトに喰らわせる。


ターゲイトも負けじと2人を瞬間移動で翻弄するも、背中合わせに立つ2人に唯一の死角の真上から攻撃を仕掛けて来る事を見抜かれ、シーイックボウガンの連射とイエローショックを喰らい怯んだ所へ再変身した3人を合わせた5人のゴセイダイナミックが直撃。

だがウォースターの担い手としての執念から「まだまだ…!俺様は ドレイク様の右腕に…!」と持ち前のタフさで何とか耐え切って見せた。その姿に気圧される5人だったが、直ぐに気を取り直してブルーがゴセイブラザーの召喚を呼び掛け、止めのスカイランドシーバレットを受けたターゲイトは今度こそ敗北した。


直後にビービ虫に噛み付かれて巨大化すると、ゴセイグレートデータスハイパー相手に

「何匹来ようが同じ事だ。俺様の本気を見せてやる!」と互角の攻防を繰り広げる。

だが、データスハイパーの身軽な攻撃に怯んだ所へゴセイグレートのヘッダーアタックで左腕の角を破壊されてしまう。そして止めのミスティックゴセイグレートのミスティックストライクとデータスハイパーのデータスダイナミッククラッシュの同時攻撃を受け、「モンス・ドレイク様ぁぁぁぁぁっ!!」と主君の名を叫びながら爆散した。

ターゲイトが倒された事で、彼によって空間の歪みに引きずり込まれた建物も無事に戻って来た。


一方、切り札のターゲイトが倒されドレイクは「まさか我が切り札 ターゲイトまでッ……!おのれ、護星天使共ォ!!貴様らも地球同様、このモンス・ドレイクが直々に始末してくれるわ!!」と憤慨。自らゴセイジャーに最後の決戦を挑む事になる。



だがそんなドレイクの様子を見て、ブレドランは何故か不敵な笑みを浮かべているのだった……。


余談

名前の由来となった映画はスターゲイトで、時空間に関する能力に掛かっているものと思われる。また、出身星の名前もモチーフとなったゴライアスオオツノハナムグリから来ている。


声を担当した稲田徹氏は『炎神戦隊ゴーオンジャー』にてエンジンバンキの声を担当しており、スーパー戦隊シリーズへの出演は2年ぶり。翌年の『海賊戦隊ゴーカイジャー』ではドギー・クルーガー(『特捜戦隊デカレンジャー』)の声を担当した。


関連タグ

天装戦隊ゴセイジャー 悪しき魂 ウォースター

ゴライアスオオツノハナムグリ スターゲイト


ジャグド:6年後のシリーズで同じく初登場1話で倒されてしまった不遇な幹部怪人。

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