概要
群馬県の赤城山をホームコースとする走り屋チームで、高橋涼介がリーダーを務める。
原作最序盤から登場しながらも作中では最速チームの一つとして君臨し、涼介の実弟にしてチームのNo.2の高橋啓介と共にエリア最速の名を欲しいままにしていた。
作中に登場するチームとしては珍しく明確に一軍と二軍が存在し、一軍はサイドブレーキ使用禁止などの制約がある。
高橋兄弟の実家が裕福な事もあり豊富な資金を使いサーキットのピットエリアさながらの設備で交流戦に望むなど、普通の走り屋チームとは逸脱した行動も目立った。
当初はレッドサンズとして関東最速プロジェクトを考案しており、いずれは関東エリアを総ナメにするつもりであったが、秋名山で秋名のハチロクこと藤原拓海が表舞台に現れた事で状況が一変。
秋名山で自分達のパフォーマンスの一つのつもりで開いた秋名スピードスターズとの交流戦で啓介が拓海に敗北を喫し、後に涼介も敗れた事により涼介は最前線から身を引く決意をする。
ただし、必要とあらば須藤京一戦のようにバトルする事もあるので引退した訳ではなく、あくまで司令塔としての役割に専念するという事である。
拓海の出現は涼介の公道最速プロジェクトに大きな影響を与え、後に発足するプロジェクトD誕生のキッカケになった。
なお、活動がプロジェクトDメインに移行してからもチームとしてのレッドサンズは存続している模様。
主なメンバー
声優は左側がTVシリーズ、右側は新劇場版でのキャスティング。
レッドサンズのリーダーにして、かつては『赤城の白い彗星』と呼ばれたカリスマ。
レッドサンズのNo.2で、涼介の実弟。そして主人公である拓海のライバル。
外報部長。涼介とは旧知の仲。
レッドサンズのメンバー。啓介を尊敬している。
余談
- 藤原文太が秋名山でのレッドサンズの交流戦に拓海を向かわせようと策略していた際に、レッドサンズ自体は知らなかったものの「赤城の走り屋は昔からレベルが高い」と評価しており赤城山の走り屋はレッドサンズ以前にも強豪揃いだった事が伺うことが出来る。また、モータースポーツ界でもチームの存在、特に涼介に関しては有名だった様でプロからのスカウトが何度も来ていた。
- これに関連してTVシリーズでは土屋圭市も涼介の存在を知っていた(この時通話していた文太はやはり涼介の存在を知らなかったが)。
- チームステッカーについて、TVシリーズ第一期では他と同じくアニメオリジナルデザインだったが、Second Stageからは原作準拠のデザインに変更された。同作から初登場するエンペラーも原作準拠デザインであるが、スピードスターズとナイトキッズはそのまま変更される事無くFinal Stageまで変わらなかった。新劇場版では再度デザインが一新された。