概要
キン肉万太郎らと同じヘラクレスファクトリー第一期生。ファイターとしては温厚で優しすぎるところがあるが、卒業時の総合成績第2位を誇る実力者でもある。
一人称は「オラ」もしくは「ワシ」(TVアニメでは「僕」とも)。癖の強い東北訛りで喋る。家族に彼と顔がソックリな母のスージー(おがぁ)と妹のドロシーがおり、よく試合観戦に現れている。
ヘラクレスファクトリー卒業後は日本駐屯超人として北海道に赴任するが、d.M.pとの戦い以降はよく万太郎たちと東京で遊んでいることが多い。また、同い年の万太郎を「アニキ」と呼び慕っている。
身長193㎝、体重145㎏のガッチリとした体格で一見パワーファイターにも見えるが、実は格闘技術では一期生第1位のガゼルマンを上回るテクニシャン。しかし心優しい性格のため、どうしても相手を気遣ってしまい闘いではその実力をあまり発揮できないことが多い。
見た目は鈍重そうだが、光の速度で放たれたクリオネマンの攻撃を躱し、あまつさえ観客に当たりそうになった熱線を身を挺して庇うなど、意外に俊敏でもある。
登場初期はソフトモヒカンのような短髪だったが、万太郎たちと遊ぶようになった頃にはドレッドヘアに鼻ピアスと、若干チャラい見た目になった。それでも根は変わらず良識人であり、ヤクザに絡まれる不良学生を助け更正させたり、足の弱い老人を手助けするなどヒーローとしての役目をきちんとこなしていた。
見た目に違わず食欲も旺盛で、セイウチの超人のためか特に生の魚を好んで食べている。
第22回超人オリンピックではアイルランド代表として出場するが、第2競技「だるま落としでドン!」で負傷しリタイアした。
究極の超人タッグ編では、皆の身の回りの世話をするという理由でタイムワープに参加。
伝説超人・ネプチューンマンの誘いを受け完璧超人に転身するが…。
原作では第2部まで決め技にやや欠けたが、アニメ版などでは「アイスロック・ドライバー」という技巧派なセイウチンらしいオリジナルフェイバリットが生み出されている。
声優について
本来は松尾銀三が演じるはずだったが、TV版が始まる前に松尾が急逝し、後任として山崎たくみが選ばれたという経緯がある。松尾版のセイウチンが聞けるのは映画版第1作のみと非常に貴重である。
関連キャラクター
Team AHO
完璧超人
関連タグ
ヤングオイスターズ - 修行の一環で使用された噺。