芹沢光治良

せりざわこうじろう

芹沢光治良とは、日本の小説家であり、静岡県沼津市名誉市民。

概要

1915年沼津東高等学校を卒業後、沼津町立男子小学校の代用教員となる。1919年第一高等学校仏法科卒業、1922年東京帝国大学経済学部卒業し、農商務省に入省したが、1925年に辞任し、ソルボンヌ大学に入学。

フランス滞在中に結核感染。1929年の帰国後の翌年、療養中の体験を書いた作品「ブルジョア」が、「改造」の2回目の懸賞小説に一等当選し文壇に登場した。その後も小説が様々な賞を受賞する。

1965年、川端康成のあとを受け、第5代日本ペンクラブ会長となる。1974年金芝河減刑嘆願事件に端を発したペンクラブ批判で会長を辞任。

1986年「神シリーズ」全8巻を死去の年まで書き続ける。

1993年3月23日、死去。

1970年5月30日に芹沢光治良の心友、岡野喜一郎（元スルガ銀行会長）が財団を設立し、「芹沢文学館」として創立。

2009年4月1日に財団から沼津市に寄贈され、10月1日に「沼津市芹沢光治良記念館」として開館。

場所は芹沢光治良にゆかりがある沼津市我入道。

沼津市が舞台のアニメ、「ラブライブ!サンシャイン!!」と芹沢光治良は深い関わりがある。

ラブライブ!サンシャイン!!のストーリーや、登場人物の名前などは、記念館にある話を元に作られた。

例えば、叔母の名前が千賀→千歌、光治良は芸術の神ミューズに魅せられ小説を書いた→千歌のμ'sへの憧れなど。

詳しくは、こちらの記事も参照。

また、文学が好きな国木田花丸のセンター曲、未体験HORIZONのMVでも、芹沢光治良記念館が登場する。

メインイラストは、記念館外観。MVでは以下のような建物内が登場する。