漆黒のヴィランズのネタバレ注意!!
概要
ゾディアークとハイデリンの戦いによって分かたれる前の世界(惑星ハイデリン)に生きていた人間達。
アシエン達の正体でもあり、特にオリジナル組は数少ない直接的な生き残りとなる。
特徴
現在の人類の倍近い体格を有し、現在の人間とは比べ物にならないほどの「強い魂」を持っていたため、その寿命は永遠に近く、無尽蔵とも思える体内エーテルを使って自身の思考や想いを実体化させ森羅万象を創造する「創造魔法」を得意とする。
思考することと自己研鑽を何よりの喜びとし、全体的に非暴力的で温和。なによりこの美しい世界を愛しており、自らの創造魔法でこの世界をより美しくすることを至上命題としている。
生活物資などは創造魔法で作り出すため満たされており、他者と頻繁に討論することでお互いを刺激し合う毎日を送っている。
ただし自己主張は破廉恥だとして忌避される傾向にあり、一様に同じデザインのローブと仮面を身に着け、体格以外は無個性を装っている。また他者の窮地は、「それを克服した時の喜びと成長」を奪う可能性があるとして、極力手を貸さないようにしている。
組織
十四人委員会
古代人達の生活を維持・管理し、円滑な人生を遅らせるために行政組織。その最高意思決定機関である。
委員会にはそれぞれの役割を持った14の「座」があり、就任したメンバーは就いた「座」の名前で呼ばれる。
しかし、ゾディアークが召喚される直前に第十四の座に就いたメンバーが抜けてしまったことで第十四の座だけは空席になっている。
十四人委員会のメンバー
- ラハブレア:委員会の議長。
- エリディブス:委員会の調停者。委員会の監視者であり、委員会の主義から外れたものを矯正し、沿うものを支援する。
- エメトセルク:魂の管理など、死後の運行を司る。
- アログリフ
- ミトロン
- イゲオルム
- ナプリアレス
- ???:第十四の座。世界を観察し、問題が起こればそれを委員会に持ち帰る任務が与えられている。
ヴェーネス派
「ヴェーネス」という古代人を中心とした一派。
彼らはゾディアーク召喚によって終末が回避された後、そのゾディアークの力を危惧すると同時に、十四人委員会の「終末後に発生した人類を生贄に、古代人たちを復活させる」という思想を否定し、「新世界は新人類に託すべきである」という思想のもと、ゾディアークの「枷」となる蛮神「ハイデリン」を召喚し、ハイデリンの核としてヴェーネスがその身を捧げた。
加わっていたのは生き残った古代人の半数らしい。