概要
X1、X68000、メガドライブなど、時代と共に様々なハードを渡り歩いてきたシューティングゲームシリーズの第5作目。
1997年7月11日にセガサターン用ソフトとして発売された。
前作までのドット描画から、ポリゴン描画へ移り変わり、ステージ開幕やボス遭遇時等にそれを活かしたダイナミックな演出が繰り広げられる。
基本的なシステムは前作からほぼそのまま継承されている。しかし多彩な武装を適材適所に使い分けて進攻する点が当シリーズの持ち味とされている中、『Ⅴ』は一強と呼んで差し支えないほどオールマイティな武装が存在する為か、「ゲームバランスに難がある」という意見も聞かれる。一方で演出面においては概ね高い評価を得ており、雑誌セガサターンマガジン内のユーザーランキングでは6週連続で1位を獲得した。
翌1998年5月21日にはデジタルビュアーやタイムアタックモード等の新要素を追加した『PerfectSystem』がプレイステーション用ソフトとして発売された。品薄・プレミア化で中古相場が高騰した為、以前より現物が入手しづらくなったが、後にゲームアーカイブス化されたお陰で、プレイする事自体は比較的容易になっている。
前作までは宇宙の果てでの異星人同士の戦いを描いていたが、本作の舞台は太陽系・地球となっており、前作に因んだ技術により生まれた人工知能と、地球人との戦いがつづられている。
BGMは『ハイパーデュエル』や『ブラストウインド』等でもお馴染みの九十九百太郎が担当。
新たなゲームシステム
オーバーウェポン
後述する補助兵器クローを装備している時に行える強力な攻撃。
現在選択している武装を一時的に強化し、攻撃力の増強や攻撃範囲の拡大等を行う。
ハイテンポボーナス
敵を素早く破壊する事で、破壊時のスコアに倍率がかかるシステム。
最大倍率は×16で、時間の経過とともに減少していく。
対象となる敵には耐久力を示す円形のマーカーが表示され、耐久力の低下と共にマーカーも縮小してゆく。
倍率が減少する速度は敵の耐久力や出現状況によって異なり、ボス戦など難度の高い状況であるほど遅くなる。
基本的にスコアにのみ関与する要素だが、ラスボス戦に限りタイマー的な役割も兼ねており、全ての形態を時間内に撃破できたか否かでエンディングが分岐する。成功すれば真のエンディングが訪れる。
スクラッチボーナス
敵や敵弾、地形など、当たり判定がある物体に隣接する事でスコアが加算される。
主役機体
RVRシリーズ
RVRとはRefined Vasteel Replicaの略で、地球外の技術「Vasteel-Technology」を利用した超高機動小型戦闘機の開発コード。尚この「Vasteel」とは、前作の自機「RYNEX」を指す。詳しくは後述。
表向きは、敵の中枢「Babel」及び人工知能「Guardian」破壊作戦の為に開発された事になっているが、実際には更に以前から秘密裏な研究開発が行われており、「Guardian」の反乱を契機に表に出されたものと考えられる。
それぞれ篭手、腕甲、鎧と、実在の防具を基にしたネーミングで統一されている。
RVR-01 Gauntlet
ステージ1~4まで使用する機体で、「Vasteel-Technology」を利用したと言うよりは兵器としての「Vasteel」の設計をそのまま模倣している。その為か若干「RYNEX」の面影を残すフォルムとなっている。カラーリングは白地に青。
他、性能に調整が加えられた以下3種のバリエーションがある。これらは元々、背景中や設定上のみでの存在だったが、『PerfectSystem』では隠し機体として使用可能になっている。
RVR-01E
カラーリングはグリーンの量産型。攻撃力が若干劣るが、獲得スコアが高めになっている。
3種の内、唯一ステージ5で背景に登場し、共闘していると思しき様子が見られる。
RVR-01HiS
カラーリングは赤。移動スピードが速い。
ベースとなった「RYNEX」に比較的近似な配色になっている。
RVR-01Ex
カラーリングは黒(しかしどう見ても紫)。設定上は『量産性を無視し、出来る限り機体性能を上げた』モデルで、確かに攻撃力が上がってはいるが、火力にのみリソースを割いたのか移動スピードに難があり、調整で100%にしても遅い。
この機体に限り、前作同様クローは2つしか装備できない。上級者向け。
これら隠し機体も使用可能なのはステージ4までとなっており、ステージ5で「Vambrace」に強制換装される。
RVR-02 Vambrace
地球の技術と異星の技術を結び合わせて生み出された機体。ステージ5の冒頭にて、「Gauntlet」のコックピット部をこの機体に空中換装するシークエンスがある。登場時のキャノピーの色は赤で、換装の際に入れ替わりにパージされている。
『完全解明されていない機体の複製』という「Gauntlet」の矛盾した開発プランに反対する意見が承認され、本来のRVR計画である『「Vasteel-Technology」を利用した超機動小型戦闘機の開発の達成』の為に「地球の兵装技術」と「Vasteel-Technology」を緊密に融合させて設計開発されている。量産性に大きい問題がある為か、作中1機しか登場しない。
この機体への換装後はツインショットが前作のブレイドに、バックショットがレールガンに変更される。
RVR-02B Brigandine
RVRシリーズの支援強化を目的に開発された、巨大な接合ユニット。先述の換装時、「Vambrace」はこの「Brigandine」と接合した状態で登場し、その強大な推進力を以って重力圏脱出後、宇宙空間での対艦戦に突入する。
このユニットは被弾面積が広くなる上に機動性にやや難があり、武装も2種に限定されるが、接合している間は大幅に火力が向上し、強力なシールドを搭載している為、多少の被弾や敵機との接触があっても墜ちる事は無い。
シールドゲージが尽きると接合が解けてパージされ、「Vambrace」単体での駆動へ切り替わる。ゲージを保ち接合状態のままでもステージクリアは可能だが、ボス撃破後に強制的にパージされる為、次のステージへは持ち越されない。
本編を難度ノーマル以上かつ真のエンディングを迎えてクリアすれば、タイムアタックモードでも選択可能になる。
武装
初期装備となるツインショットとバックショット以外はアイテム取得で使用可能となり、使用中にミスすると逸失する。前作までは武装の切り替えボタンが1つだった為に順送りでしか選択できなかったが、今作では順送り・逆送りが2つのボタンに設定されている他、5個のボタンに直接武装を割り振るダイレクトマッピングが実装されている。
ツインショット
基本となる武装。2発の弾を前方に射出する。換装後のブレイドは命中すると爆風を生じる、刃物状の弾を発する。オーバーウェポン発動時には一直線のビームを射出する。「Brigandine」接合時は恒常的にオーバーウェポンを使用可能。
バックショット
後方への攻撃に特化した武装。前方後方に弾を射出する。換装後のレールガンは前方攻撃はそのままに、後方へはレーザー状の弾を放つ。オーバーウェポン発動時は後方への攻撃がイナズマ型のビームに変わる。「Brigandine」接合時は後方から一部が屈折する6本のレーザーが放たれる。前後移動で屈折の角度を調整可能で、後方のみならず、ほぼ画面全体をカバーできる。
ウェーブ
ワイドショットを連射していた過去作品のものと異なり、空間干渉による帯状の範囲攻撃を行う。地形を無視して攻撃できる所はこれまでと同様。オーバーウェポン発動時は攻撃範囲が上下に拡がる。威力に乏しいが、破壊可能な地形を削る際に有効。
フリーレンジ
選択すると、四角錐状の照準を展開し、攻撃対象が照準内に入ると自動でレーザーを照射する。ショットボタン解放時には照準の角度を調整可能(移動方向に対し逆回転する)で、好みの向きでショットボタンを押すと角度が固定される。照準には自機からの距離に応じてRange1~3が設定されており、自機により近いRange内であるほどレーザーの威力が増す。射程、範囲、威力の全てを高い水準で備えており、熟練すればこれのみでほぼ全てが事足りてしまう、本作のバランスブレイカー的な武装である。一部攻撃対象として認識しない物体がある。オーバーウェポン発動時は照準が青く変色し、レーザーがイナズマ状になる。
ハンター
『Ⅱ』以降皆勤の高速連射ホーミング光弾。自動で敵を狙うので使い勝手はいいが、他武装と比べて威力で劣るのも従来と同様。オーバーウェポン発動時は光弾が針のような細長く鋭い形状に変化する。
サポートアイテム
クロー
アイテム取得により、クロー(CRAW)と呼ばれる光球が現れ、自機の周囲で回転する。最大3つ装着可能で、敵弾からの防御と各種武装の強化、補助射撃等を行う。また、後述のナノマシンを陽子崩壊させて莫大なエネルギーを得る事により、オーバーウェポンの使用を可能にする。使用中はクローが青→緑→黄→赤の順で変色・縮小していき、全て赤になるとオーバーウェポンは使用不可能となる。更に赤の状態でクローが被弾すると消失してしまう。
尚CRAWとはConstituted Ray Art Weapon unit=人工光学構成兵器の略で、おおよそ80兆にも及ぶナノマシン(又は微生物に近い物体)の集合体である。このナノマシンは自己増殖するため、オーバーウェポンを使わずにいると先の逆順で徐々に変色し、再度使用可能となる。自機を停止させたり攻撃を止めると、増殖がより促進される。
装備した状態でミスをすると画面内で飛び回るので、復活時に回収可能。難易度Kidsではクローをアイテムキャリアが頻繁かつ多量に運んでくる上、回復速度がやや早めになっている為、他の難易度よりオーバーウェポンを多用できる。
シールド
残像を伴う小さな光球が自機周辺を周回し、3回まで敵の攻撃を防ぐ。取得時の色は青で、被弾の度に緑、赤へと色を変え、3回目には消失する。
クロー同様、難易度Kidsではアイテムキャリアが別の難易度より高い頻度で運んでくる。
1UP
残機が1機追加される。ステージ2では下降中の画面全体を樹木オブジェクトが覆う、視界の悪い場面で現われる為、取り逃しには注意。
用語集
Ishtar edge
前述のナノマシンを搭乗機体に作用させて発動する機能の総称。取説にこれに関する記述はなく、セガサターン版オープニングムービーや、デジタルビュアー等で閲覧可能な解説中でしかその名を確認する事が出来ない概念である。
その解説には、武装として使用した場合と、RVRの主機関に対して使用した場合が記されている。
しかし、前者の『Craw-Unitで生成されたナノマシンを、自機の周囲に薄膜状に展開することにより、弾性兵器の防御と近接する物体の排除を可能とする攻的な防御形態となり、また任意のタイミングで薄膜を陽子崩壊させることにより、前方広範囲への有効な攻撃手段へと移行させることも可能な特殊武装として機能する』という状態が作中で認められない為、こちらについては設定上は存在するかもしれないが、ゲーム中要素としての実装は見送られた可能性がある。「Vambrace」搭乗中にオーバーウェポンを使用すると発生する、光の翼状のものがこの名残かと思われるが、詳細は不明。
一方で後者の『Craw-Unitのナノマシンを過燃推進材として0/1相転移炉内に直接大量注入することにより「Brigandine」に匹敵する程の莫大な推進力を得る』状況は、作中のある場面で確認が可能。ただし現状では陽子崩壊の影響による機体への浅からぬダメージが認められている為、あくまで実験としての使用に留まっているとの事である。
RYNEX
前作『サンダーフォースⅣ』の自機であり、本作の争いの遠因。
任務遂行後に半壊したこの機体は、所属の銀河連邦に帰還する事なく、宇宙を漂流する。やがて太陽系に漂着し、西暦2106年に冥王星外部にて地球人に接収された。残骸同然でありながら、地球人に新たな技術革新を促すほどのオーバーテクノロジーが秘められたその物体は「偉大なる者達が作りし鉄塊(Vastian's steel)」を略し「Vasteel」と名付けられる。その異星の技術「Vasteel-Technology」の更なる研究の為、2139年無人人工島「BABEL」と管理システム「Guardian」が造られ、人の手を離れ研究が進められるが、人工知能である「Guardian」がいつからか自律意思を持ち、他惑星への移住計画と言う名目のもと、過剰な武装を搭載した船団の生産を始める。そして2150年人類に対し突如宣戦布告、先の武装船団を以って、全人口の3割を死に至らしめる程の凄惨な武力行動を起こす事となる。
あるステージで「Guardian」の手駒として登場する際は「Vasteel-Original」と呼称され、修復を済ませた姿で現れる。前哨戦となる単独形態では、自機との位置関係により前作を踏襲した各武装を駆使し攻撃してくる。サンダークローが無い為か、切り札的な武装だったサンダーソードは使用しない。修復の際、新たにユニット接合機能が追加されたのか、本戦ではダメージを受けるごとに巨大な追加武装ユニット3種を召喚し、従来とはかけ離れた威容を形成していく。
プレイステーション版新規オープニングでは、接収の時点で「RYNEX」のコックピット部が消失している様子が描写されている。前作では、パイロットたちの生死については明確な答えが出ない幕引きを迎えたが、これにより任務遂行後に機体から分離し、脱出した可能性が生じている。
Thunder Force
当作品に於いてサンダーフォースとは作品タイトルだけではなく、作中の「Gauntret」7機によって編成された、「Babel」及び「Guardian」鎮圧を目的とする特殊戦闘部隊の意味も持つ。
特殊戦闘部隊222、通称Thunder Forceは「Guardian」が反乱を起こした翌年となる西暦2151年に結成、部隊長はセネス・CTN・クロフォード大尉である。
Arbalest
上記部隊を、作戦目的地「Babel」に可能な限り近い地点まで搬送するため設計されたステルス輸送機。搬送にあたっての乗組員は恐らく存在せず、航法制御は隊長機に搭載されたナビゲーションプログラム「Reffi」が行っている。作戦の機密保持の為、機体素材にNaイオンと紫外線によって過剰劣化を起こす物質が使われており、部隊出動後は海に着水しておよそ12時間後に消滅したとされている。プレイステーション版新規オープニングムービーで登場。
Reffi
RVRシリーズに搭載されている、「Guardian」級の人工知能を持つナビゲーションプログラム「Reckoning Of Fighting Fact Intelligence」の略称。
「Babel」や「Guardian」の超干渉能力による制御中枢の暴走からの保護と、思考制御機構が多いRVRシリーズとパイロットとの思考同調の補佐を行う。
サターン版とプレステ版とでリビジョンが異なり、前者はver1.02、後者はver1.03となっている。また、ゲーム中オプションは「Reffi」を介して開いているかのような演出があり、プレステ版デジタルビュアーではver1.04と表示されている。
プレイステーション版で変更・追加された要素
- オープニングムービーが一新されている。まず「Vasteel」との遭遇から「Guardian」の反乱勃発までのプロローグが語られ、続いてセガサターン版オープニングムービーで使用された曲「Beginning Of War」 に乗せ、特殊戦闘部隊222が出撃する様子が描かれる。プロローグ部は、サントラに収録された未使用曲のナレーションが採用されているが、BGMは別の曲に差し替えられている。
- 新たにタイムアタック(ボス連戦)とデジタルビュアーが追加。セガサターン版ではディスクをPCで読み込ませなければ閲覧できなかったテキストやCGなどが、ゲーム内で閲覧可能になっている。
- スコアの桁が1つ増えている。これでスコアカンストにより正確なスコアが表示されない問題が解消された。
- 描画が一部簡略化されている。最たるものはステージ3で、セガサターン版は床の隙間から下層の高層建築群を見下ろせる演出があり、開幕の英文で示されるとおり、舞台が『多層都市』である事を表現していたと思われるが、プレイステーション版は簡略化で床の隙間が塞がれた為、その演出がスポイルされている。
- ステージ5クリア後に、ステージ6導入部を描いたムービーが追加されている。スキップ可能。
- エンディングは全てムービーに差し替えられている。選択した難易度によって2パターンあり、Kidsの場合は、セガサターン版を踏襲したスタッフロール付きエンディングが表示される。Normal以上はロールが表示されず映像に合わせた効果音が添えられたムービーが流れ、最後にプレイステーション版新規のスタッフロールが現れる。
- セガサターン版はCD-DA再生、プレイステーション版はCD-ROM XA再生となっている。
その他
シリーズとしては本作を最後にメーカーがゲーム制作から撤退した為、テクノソフト製サンダーフォースの血統はここで途絶える事となる。後年に他社から『Ⅵ』や、一部『Ⅴ』スタッフが製作に関わった『続編』を謳う二次創作品が発表されたが、いずれもプレイヤーからの評価は芳しいものではなく、この『Ⅴ』が事実上のシリーズ完結作と見做す向きもある。
タイトルロゴデザインがこれまでのタイプから変更され、横並びかつ斜体で「THUNDER FORCE」になった。また、初代からⅣまで使われたカタカナの「サンダーフォース」ロゴは使われていない。
ステージ1のBGM「Legendary Wings」はステージ開始からボス戦まできっちり1ループになっており、曲の展開とステージの展開もシンクロしている。これはプログラマーが曲に合わせてステージ進行の微調整を行ったからとの事。
ラスボス戦BGM「The Justice Ray Part.2」は荘厳かつ熱い曲である事で知られる。一方で本作中にも過去のサンダーフォースシリーズにもない「Part.1」は一体どこに存在するのかだが、同社からセガサターン用タイトルとしてリリースされた「ブラストウインド」のラスボス曲が初代「The Justice Ray」であり、九十九百太郎氏が手掛けた楽曲「Justice Ray」シリーズの祖となる。
「パーフェクトシステム」での隠し機体の使用には2P側からの入力が必須で、コース選択時(タイムアタックの場合は自機選択時)に2P側△、○、□ボタンのいずれかを押した状態で決定すれば、それぞれE、HiS、Exが選択される。また携帯機であるプレイステーション・ポータブルやプレイステーション・ヴィータでも使用は可能。コース選択中にアーカイブスのメニューでコントローラー2に設定した後、対応するボタンを押しながら再びメニューを開き、コントローラー1に戻して決定すると隠し機体に変わる。
当初はメガドライブ用ソフトとして開発されていた。この事は『Ⅳ』開発に携わった元スタッフや、『Ⅳ』をニンテンドースイッチに移植したM2の堀井社長等、前作と所縁の深い人物のTwitter等により語られている。
メガドライブ版『Ⅴ』の主役機は『Ⅲ』の主役機「STYX」を改造した「STYX改」だったそうで、武装も元と異なる構想であったという。また開発初期の頃のストーリーは「銀河連邦内で政府と軍部が対立した内乱の物語」だったそうである。銀河連邦も一枚岩ではないという事か。また、『Ⅴ』開発の頃にはSTGブームが過ぎ去っていた為、既定路線続行への否定論も社内で生じていたらしく、当シリーズをRPGに路線変更する意見もあったとされる。
ステージ5のBGM「Steel of Destiny」はメガドライブで『Ⅴ』が開発されていた頃に生まれた曲だった。当時のメガドラ版音源は開発機材や記録メディアの喪失で失われていると目されており、仮に機材やメディアが存在したとしても、経年劣化でそのデータは復元出来るか定かではないとのこと。
ゲームアーカイブス版は、テクノソフトの版権を引き継いだ有限会社トゥエンティ・ワンより、2010年2月24日から配信されていた。約6年後の2016年4月28日に配信終了したが、テクノソフト版権を更に引き継いだセガにより2016年11月22日から配信再開されている。以上の事から、ストアには「トゥエンティ・ワン版」と「セガ版」の2種が存在している。現在はセガ版しか購入できないが、過去に前者を購入した履歴があるアカウントで再DLする場合は、購入履歴から「トゥエンティ・ワン版」を選択するよう注意されたい。「セガ版」を選ぶと新規購入扱いになる為である。尚内容に差異はない。
上記トゥエンティ・ワンが一時期、公式サイトで『PerfectSystem』のスコアアタックコンテストを開催していた。
サウンドトラック第10弾「Technology」は2019年まではDL販売もされていたが、配信元であった「トゥエンティ・ワン」がその業務を終了した為に2020年現在は絶版になっている。またプレイステーション版のものは別の会社から「Lost Technology Plus」として販売されていたが、こちらも会社消滅等の理由で同じく絶版となっている。
タカラトミー社製シューティングゲームヒストリカのラインナップで「Gauntlet」「Vambrace」「Brigandine」がワンセットでフィギュア化された。こちらはゲーム中では拝む事が出来ない、「Gauntlet」と「Brigandine」が接合している状態を構築可能となっている。現在では絶版となっており、定価をはるかに上回る中古価格で取引されている。
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セネス・CTN・クロフォード ガーディアン(サンダーフォースV)
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風の丘公園にて : 同じテクノソフトのゲーム。これに登場するヒロインが読んでいるSF小説の内容がサンダーフォースⅤである。