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注意編集

バイオハザードシリーズのリメイクを手掛けた『M-Two』とは違います。

特集記事内にてM2と同じカタカナでエムツーと書かれることがあるが別会社です。


概要編集

「面白さ至上主義」をモットーにゲームの特徴の「面白いとは何か?」を追求し、後世に伝わる面白さを続ける事を目指すとしている。


1993年発売のMD版『ガントレット』を皮切りにエミュレーションを生かして神移植を手掛けるようになった。


そのノウハウを生かして初心者モードを初めとする新機能の搭載や『ツインビーだ!!』のアレンジ版、『SYSTEM16版ファンタジーゾーンⅡ』の様なリメイク、『グラディウスリバース』の様な新作を手掛けるようになり、高評価を獲得した。


2016年にパブリッシャー化を発表、同年に『バトルガレッガ Rev.2016』をパブリッシャー第1弾タイトルとして発売した。


2018年にはクラウドファンディングを募って作られていた「アズールレーン×ケッコンVR」プロジェクトが担当声優の所属事務所への確認が行われていなかった不手際が発覚して中止になった。

おそらく、エムツー発足以来初めての大ポカだと言われている。


設立経緯編集

堀井直樹は当時10代の頃、周りに会社設立ブームと言うバブル経済があった頃の時代背景があり、20歳に10万円で設立したがこの時は会社法が変わり有限会社の資金が300万円になった時代になってしまったが会社法が変わる前に飛び込みで設立したという。


社名の由来は堀井が当時読書した漫画に登場する架空の会社から来ており、会社名を登記書に書いて、確認したら読み方のおかしさを指定され、修正し、現在の名前になった。


M2の移植へのこだわり編集

移植へのこだわりは半端ではなく、『SYSTEM16版ファンタジーゾーンⅡ(※)』は実際にSYSTEM16基板をカスタマイズしたもので作ってから開発を行ったという。

ちなみにこのSYSTEM16版ファンタジーゾーンⅡ基板はM2にたった一つしか存在しない物で、セガ公認の「勝手移植」になる。これを踏まえてネットオークションでセガもM2も関与していない「勝手移植のSYSTEM16版」がネットオークションに出ていた事をM2社長の堀井氏が注意喚起と共に、「これを本家(原著作権者)に断りなしに勝手移植を野放しにされるとM2の信用にも関わる事にも繋がるので絶対に止めてほしい」といった警告を呈している。おそらくこの代物は改造SYSTEM16基板にPS2版のものからデータを引っこ抜いたものを入れているとされている。

また、2019年にもヤフオクで出品されていたのが判明している為、もし、それを見つけた場合は決して手を出してはならない。言うならば海賊版にあたるからである。

もう一度言っておこう。SYSTEM16版ファンタジーゾーンⅡ基板は開発したM2にたった一つしか存在しない。


ギャラクシーフォースⅡのPS2への完全移植は当初はM2同様に移植に定評のある「ゲームのるつぼ」が担当するはずだったが、完全再現にするにはあまりの変態的なスペックゆえにお手上げだったらしく、最終的にM2が手掛ける事となった。それでも最初は3ヶ月でできるだろうと高を括っていたが、実際は二年かかったとのこと。

なお、このPS2移植が成功しなければ3DSへの3D立体視化はおろか、動かすのは不可能だったとの事。

表には出さないが実験やゲームハードへの移植技術の研究目的で社内で移植を試みたものがいくつか存在するとの事。


実機動作を前提としたこだわり編集

ナムコットコレクションにおいては、「パックマン チャンピオンシップエディション」と「ギャプラス」をROMに焼いてカートリッジに実装すると本当にファミコン実機で動かせるモノを作っている。

また、SEGA AGESサンダーフォースⅣは追加要素込みでメガドライブ実機で動かすのも可能らしい(のちにメガドライブミニ2収録が決定)。


ゲームギアのGGアレスタシリーズを収録したアレスタコレクションではまさかの新作「GGアレスタ3」を製作・収録。こちらもROMに焼いてゲームギアカートリッジに実装するとゲームギアで実際に動くというシロモノ。限定生産された「ゲームギアミクロ アレスタコレクション」にも収録された。また、非売品としてGGアレスタ3のパッケージも作られた。


※…オリジナル版はセガmk.Ⅲ並びにアーケード版はそれをベースにしたシステムE基板だった。その為前作と比べると色々とパワーダウンしたものとなってしまっていた。

ちなみに、エムツー公式サイト内過去コンテンツにて、Windows版の体験版がダウンロードできる



…ところが、この実機動作が可能というものが裏では深刻な事態として起きてしまっている。

まず、SYSTEM16版ファンタジーゾーンⅡ基板が何者かによって勝手移植されオークションサイトに出品されていたのは前述したが、「FC版パックマンチャンピオンシップエディション」「FC版ギャプラス」も海賊版FCカートリッジとして出回っている上に、なんと「GGアレスタ3」もゲームギア実機で動かせるカートリッジとして海外で勝手に作られてしまった。特に「GGアレスタ3」に関しては堀井社長がそれを公表していたアカウントに対して「これでボクらがそれをやる未来は絶たれたってことか。今は無理でも、いつか機会があったら自分たちでやりたかったんだけどな。」と嘆いてしまった。



AC移植関連の影に隠れているが、2Dイラストの立体アニメーション化ミドルウェアである「E-mote(エモート)」の開発も行っており、こちらも数多くの作品で採用例が見られる。




関わったゲームソフト(括弧内は対応ハード)編集

移植作編集

セガ編集

コナミ編集

バンダイナムコ編集

スクウェア・エニックス編集

その他編集

オリジナル編集

パブリッシャー作品編集

M2ショットトリガーズシリーズ

別名・表記ゆれ編集

M2 エムツー


関連タグ編集

セガ コナミ 移植 レトロゲーム E-mote

並木学


外部リンク編集

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