概要
2006年にアーケードゲームとして稼働開始。2007年には超絶難易度版『ブラックレーベル』が制作され、2009年にXbox360版が発売された。
虫姫さまの続編であり、前作の主人公『レコ』をめぐる、異国の女王『ラーサ』を発端とした戦争を描く。
タイトルの『ふたり』とは、本作が二作目であることと、自機となるキャラクターがラーサの息子『パルム』とレコの二人であることが由来となっている。
前作と同じく、非弾幕のモードと弾幕STGのモード、より弾幕密度の高い『ウルトラモード』が存在し、STGの初心者から生粋のシューターまで幅広くプレイすることが出来る。
登場人物
レコ
巨大生物『甲獣』が住む森『シンジュが森』に身を置いている少女。
前作のエンディングで背負った『使命』の影響で身体の成長が停止しており、『年齢不詳(人間年齢15歳)』となっている。
自身に憎悪を向け甲獣を暴走させるラーサを止めるべく、黄金のカブトムシ『キンイロ』に乗って戦う。
本作のキンイロは神の加護により角が増えて強化されているらしく、サクレツの実も浄化作用が付加された模様。
パルム
ラーサの息子である9歳の少年。もう一人の主人公。
母親のことを純粋に好いているが、母親が自分のことを多くの息子の一人としか思っていないことには気づいていない。
作中ではラーサによりレコ打倒のための駒として利用され、相棒のドラゴン『ハイロー』と共にシンジュが森へ攻め込むのだが……。
ラーサ
ニンゲンの里『うたかたの里』を治める女王。
かつて甲獣と戦うために旅に出かけ『レコに殺された』とされる息子の敵をとるため、普通のニンゲンには毒となる物質が渦巻くシンジュが森にパルムを捨て駒として放り込む。
本人はうたかたの里の神殿に構えており、甲獣達を力で支配し自身を守護させている。
気品と尊大さに満ちた豊満な女性だが、『ブラックレーベル』では倒すと若返り、最終形態スピリチュアラーサとなって地獄の弾幕を放ってくる。