CV:京田尚子
「ダーク破壊部隊女ベニクラゲ! 私は幸せそうなアベックを見ると我慢できないのよぉ!」
概要
第16話『女ベニクラゲが三途の川へ招く』に登場した、ダーク破壊部隊のベニクラゲ型ダークロボット。
名前通り、女性型の人格を持つ初のダークロボット。配下のアンドロイドマンも同じく黒色のレオタードを纏う女性型である。
人間を昏倒させる液体を発射する『クラゲミキサー』、触手から刃を発射する『クラゲソード』という武装を持つ。水中戦用の『クラゲ煙幕』も吐く。
作中では汚染された川の水から生物兵器であるミニドククラゲを製造。諸外国の軍隊に売り込むためのデモンストレーションとして、都内のアベックの集まりそうな公園に大量に放ちアベックを皆殺しにする計画を進めるも、計画を前にミニドククラゲが流出してしまい、秘密工場の存在を隠すために奔走することになる。
川でミニドククラゲを見つけた子供達、光明寺ミツコ、マサル姉弟の前に現れ襲い掛かるが、そこに現れたジロー=キカイダーと戦闘に。逃げ遅れたタダシ少年を救出し逃げ出すキカイダーにクラゲソードを放ち、重傷を与えた。
その後、記憶喪失中の光明寺博士により、川の上流に汚染の素となる秘密工場があるを突き止められ、そこに抗議のため現れたタダシ少年に襲い掛かったところでジローと再戦。
プロフェッサー・ギルの悪魔の笛に苦しむジローを痛めつけるも、タダシ少年の投げたミニドククラゲがヘッドホンのように両耳を塞ぎ、笛の音を遮ったためにキカイダーに変身されてしまう。
キカイダーを水中に誘い込みクラゲ煙幕で攪乱して攻撃するも、スーパークリーンにより浄化され陸上に逃げられてしまう。その後は触手攻撃でキカイダーを締め付け苦しめるも、触手を掴まれ逆に自身の触手で拘束されてしまう。怯んだところにダブルチョップ、大車輪投げからの電磁エンドを受け破壊されてしまった。
ミニドククラゲ
女ドククラゲの製造した生物兵器。汚染された川の水でしか生存できない。
電灯などの電気の光を浴びると狂暴化し人間に襲い掛かり、消滅させてしまう。ただし通常時は非常に大人しく、人間が素手で触っても全く害は無い。
なおダークの存在を知らない作中のゲストキャラクター達からは環境汚染により自然発生したと思われており、公害問題が話題となっていた当時の社会背景が伺える。
関連項目
スパイダー・ドーパント:同じく幸せそうなアベックに敵意を持つ悪役。