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「ダークに生まれし者は、ダークに還れ!」

概要

 『人造人間キカイダー』に登場するプロフェッサー・ギルの持つ。別名ギルの笛
 笛と言っても普段はギルが代わりに使っているほど長く、ダーク破壊部隊の紋章を模した飾りが先端についている。後に続編『キカイダー01』でギルの脳を移植したギルハカイダーも使用している。
 この笛はダークロボットの命令系統に対し一定のリズムで干渉することが可能であり、この笛の音を聞いたジローは不完全な良心回路を痛めつけられ、激しい苦痛を受けることとなる。試作品であるイチロー/キカイダー01は良心回路が完成している、あるいはダーク製ではないためまったく効果がない。
(第13話に登場したロボット甚兵衛や01の敵である世界大犯罪組織シャドウのロボット達相手には使用していない)
 第3話にてサイクル(周波数)が10倍に上がり、この音からジローがいかにして逃げるかが物語のクライマックスになった(後述)。しまいにはジローはこの笛の音を聞きすぎて完全に暴走してしまうこととなる。
 しかしこの笛、ジローが鳥取九州に居ようが平気でヒーヒコ鳴っており、その辺の通行人にすら聞き取れていた。本来音は全方向に広がるため、仮に滅茶苦茶でかい笛の音を東京からかき鳴らしていたらどこにダークの基地があるか一発でバレるだろうし、第一ギル本人も失神するだろうから、アンドロイドマンダークロボットにスピーカーでも載せているのか?」と放送当時からしょっちゅう突っ込まれていた。これに対しては小説版において、「音を電波に乗せて光速で送る」と説明がなされていた。

キリギリスグレイは増幅装置を内蔵しているため、笛の音を増幅してキカイダーにチェンジした後も苦しめた。

 萬画版にも登場しており、ハカイダー/サブローは口笛で悪魔の笛の旋律を奏でジローを狂わせる機能を有していた。萬画版では遊園地の恐竜型ロボットを扇動しているため、ダーク製でなくても有効の模様。
 

しめた! 今だ!

 ジローはキカイダーに変身した後は悪魔の笛の音が効かない。そのため、ギルは「戦闘が始まりそうになるとすぐさま笛を吹き、ダークロボットの士気を上げると同時にジローを笛の音で苦しめようとする」というのが毎週のお約束であった。
 こうしたピンチに襲われた際、果たしてジローはどう切り抜けていったかというと…。

話数脱出方法
1何とか持ちこたえた
2同上
3気絶したフリをして笛の音が止まった瞬間に変身
4近くで服部半平の車のクラクションが偶然誤作動し、その音で笛の音がかき消された
5水中に飛び込んだ
6ジローを轢こうとしたダンプカーの排気音がうるさすぎて勝手にかき消された
7ブルスコングの投げた爆弾の爆発音で勝手にかき消された
8カーマインスパイダーの糸を逆利用し耳を塞いだ
9サイドマシーンの排気音を目いっぱい大きくしてかき消した
10偶然雷が落ち、勝手にかき消された
11ゴールドウルフのパンチを利用して音をかき消した
12ダークの仕掛けた時限爆弾に驚いた警備員が勝手に鳴らした警報音でかき消された
13ジェットコースターの音がやかましすぎて勝手にかき消された
14オレンジアントがわざわざご丁寧に土の中に埋めてくれた
15aアンドロイドマンに崖から突き落とされて転がり落ちる音で勝手にかき消された
15bキンイロコウモリに捕まれ、空中で振り回されて勝手にかき消された
16ちびっ子の投げた小型生物兵器(ダークが作った)が偶然耳にぶつかりかき消された
17光明寺ミツコの協力で回避
18クロカメレオンの放ったミサイルで崖が崩れて土の中に埋もれ勝手にかき消された
19近くにあった鏡を利用してカブトガニエンジの死神光線銃を破壊し爆発音でかき消した
20わざとアンドロイドマン同士をゴッツンコさせて破壊しその爆発音でかき消した
21ムラサキネズミを挑発し、わざと爆弾を投げさせ爆発音でかき消した
22シロノコギリザメの鋸の音がやかましすぎて勝手にかき消された
23服部半平の取り出した扇風機でキイロアリジゴクの放った酸が耳にかかって遮蔽された
24ダークの仕掛けた爆弾で勝手にかき消された
25完敗したふり
26ミドリマンモスのガスの噴出音を逆利用してかき消した
27笛の音で苦しみすぎて崖から転落し、たまたま近くにあった滝の音でかき消された
28アカオニオコゼが攫った赤子が泣き出して勝手にかき消された
29カイメングリーンの放った焼夷弾で勝手にかき消された
30アカネイカが勝手に耳を塞いだ
31タコヤマブキにぶん投げられてたまたま停留してあった廃船に衝突した音で勝手にかき消された
32カブトガニエンジの吐いた泡で勝手に耳がふさがれた
33ジローの仕掛けた時限爆弾が運悪く作動しその爆発音でかき消された
34またもブラックハリモグラが勝手に土に埋めてくれた
35光明寺マサルが廃車のクラクションを鳴らしかき消した
36完敗
37殴り倒したアンドロイドマンが偶然バスに突っ込んでクラクションが鳴って勝手にかき消された
38ぶん殴ったアンドロイドマンが偶然配電盤に突っ込んで爆発した音で勝手にかき消された
40キリギリスグレイのスピーカーで3000倍に強化された音波によりキカイダーの状態でも苦しむが、偶然こいつがレールの上に載っていたため、ミツコにトロッコをぶつけられて音が途切れた
41自分からアカ地雷ガマの炎に頭を突っ込んで強引にかき消した

とまあこのように、大概が偶然と自滅に支えられたシーンであることは疑いもなく、ダークロボットやアンドロイドマンが余計な事をしなけりゃキカイダーはとっくに鉄屑にされていたことだろう。
 これを主人公補正と断罪するのは簡単だが、裏を返せばこんなマヌケな事にも気づかないくらいアンドロイドたちの戦意を高揚させることには成功したということである。

関連項目

人造人間キカイダー 石ノ森章太郎
シリアスな笑い

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