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概要編集

CV:増岡弘

「束の間でも死んだタローに再会できたのを喜ぶことだな!」


第15話『キンイロコウモリ呪いの陰』に登場した、ダーク破壊部隊コウモリダークロボット

名前通り金色ベースの体に金色のマントを羽織っており、初見でコウモリとはわかりにくいデザイン。

コウモリの素早い飛行能力に、目くらましとして『コウモリフラッシュ』という技を持つ。


作中では冒頭にてキカイダーを一方的に攻撃し、破壊した・・・・・・と思いきや、それはアンドロイドマンを素にしたテスト機であった。

環境警備隊に所属していたがダークに殺害されたと思われる、光明寺ミツコ・マサル姉弟の兄、タローになりすまし、光明寺姉弟に接触。姦計を巡らせジローと光明寺姉弟の仲を引き裂いた。

その目的はジローの良心回路を破壊し、完全なダークのロボットにすること。

光明寺ミツコを騙しジローの設計図を奪い、良心回路を破壊してしまう。その現場を見たミツコに上記の台詞を吐き捨て正体を晒し襲い掛かるも、立ち上がったジローに阻止されてしまう。

キンイロコウモリの作戦を読んで設計図に細工しており、破壊した良心回路はスペアの囮に過ぎなかったのだ。

キカイダーとの戦闘では素早い飛行能力で翻弄し、さらに『コウモリフラッシュ』でひるませ高所から突き落とすなど一時は有利に戦うも、ダブルチョップ、大車輪投げからの電磁エンドで破壊されてしまった。


漫画版(ゴールデンバット)編集

CV:若本規夫(アニメ)


ゴールデンバット名義で登場。役所は特撮版のゴールドウルフに近い。

光明寺博士がキカイダー以前に作ったロボットとして登場し、プロトタイプの「良心回路」を持っているが故に善悪の区別が付くが、彼は人間と同じ「思い悩む心」を持ってしまったが故に「良心回路」を人間のエゴで作られた物だと憎んでいる。その様はイソップ寓話の『卑怯なコウモリ』に例えられた。ドラキュラを思わせる人間体に変身する事も可能。

自らの不完全さを「私はBatmanであると同時にBadmanなんだよ」と自嘲している。


アニメ版では自分の投げたブーメランの破片からミツコを庇って致命傷を負い、サブローのナイフで処刑された。


キカイダー02』ではジローのプロトタイプとして登場。そのため、人間体はジローと瓜二つである。

不完全な良心回路が暴走し、暴力を働く「欠陥品」となってしまった(劇中の情報から推察するにギルの起こした意図的な犯行)為、光明寺博士から泣いて馬謖を斬る思いで解体処分されそうになるも、ギルに預けられ蝙蝠型ロボットに改造された。

ギルの手に渡ってからは良心回路の呵責を自らの意志で無視してギルの命令待ちロボットとなり、ジェット機の撃墜等の虐殺にも手を染める。自分より後で生まれたジローが自分よりも高尚であることに嫉妬し、萬画版同様にミツコを人質にとってジローと決闘するも、ジローの投げた尖塔をあえてよけず、その身に受けて爆散。死の間際、不完全な良心回路同士が共鳴を起こし、ジローは初めて涙を流した。


余談編集

第1話のシルエットではゴールデンバットとして登場している。煙草会社からクレームがあったのかは定かではない。


尚、同じ石ノ森章太郎作の『009ノ1』では情報を売るゴールデンバットと言う名前の組織が登場している。


関連項目編集

人造人間キカイダー

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