概要
両腕をクロスさせて放つフライングクロスチョップで、敵の身体を磁力と高熱で切断し、高圧電流を流し込んで内部から破壊しつくす技。打撃+磁力+高熱+電流と、防御無視にも程がある文字通りの必殺技である。
漫画版およびアニメ、パチスロ、『スーパー特撮大戦2001』などでは分かりやすく表現するために放つ瞬間に腕が稲妻に包まれていた。映画『レッツゴー仮面ライダー』でも同様の演出が入り、兄・キカイダー01やイナズマン、快傑ズバットとの連続攻撃でジェネラルシャドウを撃破した。
S.I.C.版の可動フィギュアでは、電磁エンド用として左腕に赤、右腕に青のエフェクトパーツ(S.I.C小説本編では「増幅用の『電磁ジェネレーター』と解説」)が付属する。
「キカイダー02」では通常のキカイダーが使用する場合両腕から展開する「電磁ソード」をクロスチョップモーションで交差させた上で先述の磁力と電流を流し込む技となっているが良心回路が完全起動した青一色の状態では既存作品同様の腕部のみを交差するクロスチョップモーションのみで同じ効果が得られる事になっている。
では特撮版ではどうだったのかというと、『電磁エンド!』の声と共に両腕をクロスした状態でジャンプし、次の瞬間ガラスが割れる演出が入り、そこからほぼ100%の確率で敵が不自然に崖を転がり落ちて(大空にぶっ飛んでいくこともある)地面と衝突し爆発していた。明らかに体内に納まらないようなドデカい部品が転がり出すこともしばしばあった。
作中で防がれたのはクロガラスとの戦いだけであり、極めて必殺率は高かったと言えよう。
なお1話のみなぜか『ジ・エンド』となっている。
特撮版ではクロスした両腕で敵を切り裂くような型になっている(後述のアニメ版ではどちらかというと腕をクロスさせたまま敵に叩き付けるイメージ)。
アニメ版では決まり手としての使用が多かったが、第3話ではカーマインスパイダーの糸から脱出する為に発動。余波だけでカーマインスパイダーを破壊するという凄まじすぎる性能を発揮した。第8話に見せたバージョンはまず両腕をクロスさせてエネルギーを発生させ、シルバーベアーの傷口に両腕を突き出すというバージョンを、「イナズマンVSキカイダー」では駆け抜けながらイツツバンバラに浴びせるバージョンを披露している。
表記ゆれ
関連項目
ブラストエンド:01の必殺技