キリギリスグレイ

きりぎりすぐれい

キリギリスグレイとは、人造人間キカイダーに登場するダークロボット。

「貴様オレのスピーカーがあらゆる音を3000倍に増幅できることを忘れているぞ！」

概要

第40話「危しジロー！機能完全停止」に登場するキリギリス型ダークロボット。

外見はキリギリスを巨大化して人型にしたようなシンプルなデザイン。鳴き声はキリギリスらしく『チョンギース』。

腹のスピーカーであらゆる音を3000倍に増幅し、キチガイ音波『キリギリスマッドサイクル』を作り出すことができる。文字通り人間を狂わせるだけでなく、作中ではドアをガラスのように粉々に破壊していた。

背中の羽根は『必殺フェザー』として発射できるが、作中では二度もキカイダー、ジローに受け止められた上に、投げ返されダメージを受けている。

作中ではキリギリスマッドサイクルを電波に乗せテレビに流し、日本中の人間をキチガイにする市民キチガイ計画を遂行。だがその要となるアンテナを、写生好きの少年、洋一に描かれてしまったため、絵とその命をつけ狙う。

キカイダーとの戦いでは、腹のスピーカーでプロフェッサー・ギルの悪魔の笛の音を3000倍に増幅。本来なら効かないはずのキカイダーの電子頭脳にもダメージを与え、一時は完全にダークの操り人形としてしまうことに成功した。

キカイダーとの戦いを優先するあまりにギルの命令さえ無視するようになったハカイダーと、洗脳したキカイダーが戦う様にしむけるも、たまたまトロッコのレール上に陣取っていたため、光明寺ミツコによってトロッコをぶつけられてしまいスピーカーが停止してしまう。

キカイダーは正気を取り戻し、ハカイダーも血液交換が必要になったため撤退したために改めてキカイダーと戦闘に。一時はハサミ状の両手でキカイダーの首を締め上げるなどして優位に立つも、銀河ハリケーンで破壊されてしまった。