恐獣ヅノー
きょうじゅうづのー
『超獣戦隊ライブマン』に登場する怪人・頭脳獣の一体。
概要
武装頭脳軍ボルトの頭脳獣の一体。千点頭脳に到達したドクター・ケンプが自らの脳を大教授ビアスに捧げた後、残った肉体が変化した頭脳獣。ビアスに対するケンプの忠誠と狂信の行き着いた果てとでも言うべき姿である。
活躍
ボフラー戦闘機に追われるケンプを、「脳を奪われたくなくて逃げ出した」と思ったライブマンは救出するが、それは油断させるためのケンプの罠で、一同は不意討ちで倒されてしまう。
そんなケンプにビアスは1000点を与え、迎えに来たガードノイド・ガッシュの装置でケンプの脳は抜き取られ、残った肉体は恐獣ヅノーに変化した。12個の千点頭脳を得たビアスが、地球上にギガブレインウェーブを照射すると、地球上の人々は全て、大原丈・岬めぐみ・矢野鉄也・相川純一までもが平伏し、ビアスの名を連呼して崇めた。地球は支配されてしまったのだ。
その状況を笑いながら眺めていた恐獣ヅノーは、コロンが操縦するライブロボの攻撃を受けたが、ビアスが放った指輪からのビームで巨大化、ライブロボを返り討ちにした。さらに洗脳状態の4人は、「目を覚まして」と必死で呼びかけるコロンの声に耳を貸すどころか、ビアスに命令されるがまま彼女を始末しようとする。
しかし先刻、帰還するガッシュの宇宙船に飛び乗っていた天宮勇介=レッドファルコンがヅノーベースに侵入し、ビアスに一撃を加えたため、洗脳が解けた4人は戦闘再開。
もはや抜け殻でしかない恐獣ヅノーは、スーパーライブロボのスーパービッグバーストの前に呆気なく敗れ去った。