概要
テテニス・ドゥガチ(ベルナデット・ブリエット)の娘であり、クラックス・ドゥガチの孫に当たる少女。
父親は明言されていないが、本人はカーティス・ロスコを「お父さん」と呼ぶ場面が見られる。
勘違いされやすいが「ベル」というのは愛称であり、本名はベルナデット・ドゥガチである。
木星以遠を航行する外宇宙探査船で生を受けたが、同世代の子供に恵まれなかった為に子供は彼女一人という特殊な環境下で育った。そのため、同世代の子供や友達に対して深い興味を示す傾向がある。
外宇宙探査船から「蛇の足」の母艦である「林檎の花(マンサーナ・フロール)」に密航し、地球圏のサイド3を訪れ、カーティス・ロスコと共にフォント・ボーの前に現れる。
母親と同じく密航が得意であり、愛用のぬいぐるみの中に「七つ道具」と称した工具を入れている。
フォントがサイド3から持ちだしたザクⅡへ度々忍び込んでおり、またモビルスーツの操縦を見ただけで覚えるなど学習能力も高い。
ただし、それが原因で命の危機に陥る事も多々ある。
また、高いサイキッカー能力の持ち主であり、自身が見た情景を他人の視覚へ送る能力を持ち、これを用いてカーティスの窮地を救っている。
しかし、その能力はかつてのカリスト兄弟のように幼い彼女の心に慢心を生む危険性があり、またサイキッカー能力が一般に認知されていないという事もあるため、カーティスから使う事を固く禁じられていたが、後に和解してからはカーティスの下でサイキック能力を生かした活動をするようになった。
因みに、かつての独裁者の孫という事もあってか、木星では彼女に手を出したら死刑になるという一種のジョークが出回っている(主に彼女に悪い虫がつかないようカーティスが広めているようである)。
ヒロインらしくフォントに危機を助けられることが多い一方で、悩んだり迷ってしまったフォントを導く役割も担っており、互いに欠かせない存在となっている。
後日譚
『ゴースト』の続編である『DUST』では相変わらずフォントと共に行動している。
「幽霊(ゴースト)」というコードネームを名乗るフォントに合わせて自ら「幽霊の花嫁(コープスブライド)」と名乗ったり、積極的にフォントに抱き着いたりと、もはや好意を隠そうとしてない。
あと、じつは弟が存在することが明かされた。(まるで何処かのミステリーゲームを連想)
関連項目
ベルナデット・ブリエット カーティス・ロスコ フォント・ボー
風見一姫 グリザイアシリーズの主人公・風見雄二の姉。年齢が近似且つやや幼い体系で、冷凍睡眠で弟と肉体年齢が逆転した共通点と、ベルが冷凍睡眠中に弟が生まれた相違点あり。